今日の日経平均は、先週金曜日の米株の下落とシカゴの先物が13470円と安く返って来た事を受け安く始まりました。寄り付き後も、薄商いの買い手不在で一方的に下げる展開。541円安い13087円で取引終了。安値引けでした。先週金曜日の大幅反発帳消。
先週末に決算発表の日立建機が14%超の下落。場中に決算発表があった新日鉄が7%超の下落。先週決算発表を受けて売られていた任天堂が、今日はストップ安。決算発表はスタートしたばかり、今後の決算発表にはかなり警戒して置く必要がある。ちょっとでもアナリスト予想を下回ると容赦なく売り込まれるという印象。ちょっとした下ぶれ要因に大きく反応する地合です。
今日好決算発表のファナックに明日注目です。アジア向けに加え、米州(米国、カナダ)向けも好調に推移しているという。海外投資家の比率が高いという事からも注目です。
今日は中国株が7%超の下落で今年の安値を更新しました。海外株の下落に加え、この所の大雪の被害が大きい事が相場の重石となったようです。大雪による被害がインフレ圧力につながるとの観測。
短期的には、荒い値動きが続きそうですが、今年12000円割れまで想定という事に変更なし。先週金曜日のような急反発局面での高値掴みに注意。