今日はザラ場見れなかったので簡単にまとめ。


シカゴの日経平均先物13560円に対して、今日の日経平均先物は13630円と意外と下げないスタートとなりましたが、寄り付き後は軟調な展開。後場急反発?と思わせる動きもちょっとあったようですが、中国・インドなどアジア株の大幅下落などがあり535円安い13325で取引終了。


「中国銀行が第4・四半期に米サブプライムモーゲージ関連の証券投資で巨額の評価損を計上する見通し」という報道が、新たな悪材料となっている。2007年通期の決算を発表する4月に評価損について明らかにされる見通しだそうで、米サブプライムに絡む懸念は、拡大しながら長引く一方という感じ。


中国の上海総合株価指数は5%超の下げ。インドのSENSEX指数は7%超の下げで取引終了。


日経平均先物は夕場13080で取引終了。安値は12980円と13000円を割れる場面もあった。1ドル105円半ばまでの円高の動きや、欧州株がかなり派手に下げている事から、日経平均535円の大幅安となった大引け後も明日の日経平均に向けてムードは悪化の一方。


このブログでは年初の時点で日経平均の今年の安値の想定を12000円として来ましたが、想定より下落スピードが速く、また中国バブルの動向があやしくなって来た事から、安値の想定を引き下げる必要が高まってきたと判断してます。割安感は買いの判断基準にならない。需給的にかなり怖い相場。