今日の日経平均は、シカゴの先物が16495円と高く返って来ていた事から、高く始まりましたが、09:07の先週末比256円高い16504円が今日の高値。大引けにかけては右肩下がりで、52円高い16301円で今日の取引を終えました。綺麗にドル円レートと連動してましたね。朝方は、日経平均16500円あたりに対応する形で円安に動く場面がありましたが、1ドル117円手前から円高方向に振れるのに合わせて日経平均も上げ幅を縮めて、結局1ドル116円=日経平均16300円という事でぴったり想定通り連動してます。


米株は、円以外の通貨に対してはドル安の動きの中で反発して来ています。その米ドルに対しての円安の動きが日経平均上昇の条件という事は、米株と日経平均は必ずしも連動しないという事ですね。


個別には、日経平均と同じく、高く始まって右肩さがりという銘柄がほとんど。総合商社株など、マイナスで引けている銘柄も目立ちます。東証一部売買代金は2兆250億という事で、あいかわらず盛り上がらない。


サブプライム問題の拡大と表面化の流れは、格付け会社への批判や不信感など、ジワジワと広がっている様子。格付け会社に対する格付けの厳格化の圧力は、地味かもしれませんが、長期的に幅広く影響が出ると思われます。株式市場は細かいニュースには反応しなくなって来ていますが、細かいニュースにも引き続き注意したい。とりあえず短期的には、2番底待ちスタンス継続。