昨晩の米株は終値で小幅に高安まちまちでした。FOMCは大方の予想通り金利据え置きで波乱なし。今まで通りインフレに対する警戒継続で、サブプライム問題や悪化を続ける住宅市場については特に触れられなかったようです。
日経平均は、206円高い18138円で取引終了という事で大幅続伸でした。売買代金は2兆6000億弱という事であいかわらず低調でしたが、昨日とは逆に今日は大型株が買われました。業種別では、海運が4%超の上昇。海運株調整の背景には用船料の大幅な下落がありましたが、再度上昇しているという事で、海運株買い戻しの動きが活発になったようです。自動車株や総合商社、鉄鋼など幅広い銘柄が買われました。
今日の大幅上昇は、6月中間決算の海外機関投資家のドレッシング買い期待から、先物主導で買い安心感が広がった側面が大きかったようで、売買代金が膨らんでいない事からも反動が気になりますが、週明けは今晩の米株次第ですね。米株もドレッシング買いで上昇?個人的には「ドレッシングかけ過ぎじゃないでしょうか?」という事で今日200円も上昇するとは思ってませんでした。
個人的にはリスク回避の姿勢継続です。