二日間ブログの更新をサボってしまったので、まずは、金曜日の動きを簡単にまとめ。


日経平均は、米株高などを受けて高く始まった後は18000円の上値が重く、小幅なレンジで揉み合い、83円高い17958で金曜日の取引を終えました。前日やっと17800円を上値としたボックスから抜け出したという状況にしては寄り付き後の勢いに物足りなさがありますが、中国株が急落後不安定な動きを続けている事や、重要指標を控えた夜の米株に対する警戒感や、金曜日という事も影響したのかもしれません。ボックスは抜けましたが、これまで通り日経平均よりも、個別銘柄ごとの対応を重視するスタンス継続。


個別には、鉄鋼、商社、非鉄金属、海運など、注目セクターの強さが目立ちました。調整が続いていた住商(8053)も反発の動き。前日引け間際に大量の売りが出ていた新日鉄(5401)は出来高を伴って上昇で、前日の高値を超える勢い。同じく前日引け間際大量の売りが出ていたトヨタ(7203)も上値が重かった7400円クリアの大幅上昇。今週に入って急反発の住金(5405)は、年初来高値に接近。今週上値追いの動きが続いている三菱商(8058)が引き続き強かった。


一週間の動きとしては、日経平均は嫌気が差すほど中国株にらみのザラ場が続いていましたが、みなさん中国株の急落をビビっていたというより、待っていたという感じのようで、中国株の急落翌日から、日経平均は急上昇という展開になりました。米株が大きく反応しなかった事が大きい。買い場を期待していたところからすれば、期待はずれの展開で、仕込み足りない投資家も多そうです。出遅れ間の強い銘柄に注目。プラント専業の千代田化工建設(6366)など。


「今週の見通し」は今日の夜書く予定です。