昨晩の米株は、FOMCにサプライズなしで無事通過。NYダウ・ナスダック共に上昇。景気減速でも、インフレ懸念がある限り利下げはないという視点からは、円高懸念が多少後退する。


シカゴ日経平均先物が17815円で返って来た事と、外国証券経由の注文状況が買い越しであったという事で、前場は日経平均17800円台、TOPIXも1750台に乗せる場面も有りましたが、上値の重さから後場は前日終値をはさんで揉み合い。日経平均は11円安い17736円で今日の取引を終えています。


個別には、昨日大きく上昇した総合商社や住友鉱(5713)、住金(5405)などが上げ一服。建設機械のコマツ(6301)、日立建機(6305)がやっと落ち着いて来た感じで、個人的には押し目を期待したい所。寄り付き派手に上昇して始まった大手不動産株は寄り天で大きな陰線が目立つ。不動産株のメインプレイヤーは海外勢らしいですが、何がしたいのかよく分かりません。


個別といえば今日の大注目銘柄はトヨタ(7203)。昨日の決算発表を受けての今日の反応に注目が集まりましたが、年初来安値更新で反応。市場全体の上値を重くした大きな原因の一つであると思われます。明日の値動きにも注目。


SQ週は上昇すると、通過後だいたいろくなことがないので、明日の寄り付き後の動きは一応警戒が必要。日経平均は前週末比300円以上上げてます。明日オプションSQ通過で上昇するようなら、来週の日経平均には明るい材料。


明日はザラ場見れないので、更新遅くなると思います。