今日はザラ場見れなかったので、チャートとニュースから簡単にまとめ。


昨晩の米株、FOMCを控え利食い売り優勢で大きく下げて始まりましたが、朝にはほぼ横ばいまで戻してました。やっと押し目買いのチャンス到来かと思ったが、甘くなかった。


今日の日経平均、前場は小幅安で揉み合いながら、川崎汽(9107)の今期見通しがアナリスト予想を大きく上回りサプライズ。郵船(9101)も好調な見通しで、海運株が相場に火を付け日経平均も後場上昇。91円高い17748円で今日の取引を終えています。日経平均はレンジの上限でストップしたが、先物から現物主導へのシフトを印象付ける結果で、個別に見れば海運に続き、総合商社、鉄鋼、非鉄金属などが大きく上昇。年初来高値更新も目立つ。総合商社にはいよいよ火が付いたという印象。


昨日決算発表のソフトバンク(9984)は3%以上の下落。目先反発基調のメガバンクは上昇。住金(5405)は大きく買われ年初来高値更新。新日鉄(5401)も年初来高値900円に向けて上昇で、あと一歩。住友鉱(5713)は8%超の大幅高。


全体的には、月曜日に書いたように「先物主導の相場から、現物主導の相場にシフトして行く可能性が出て来たと判断。日経平均を見ながらの対応では置いていかれる可能性が高く、難しい局面」です。今日のトヨタ(7203)の決算に市場がどう反応するのかという事と今晩のFOMCで大きな波乱がなければ、この流れは続きそうですが、中国株と米株の調整リスクも継続。


トヨタの決算は微妙で、市場がどう反応するのか分からない。個人的には、「買い」という感じの今期見通しではないが、トヨタが反発の動きになれば、市場全体に対しては好影響が予想され注目。後は、新日鉄の年初来高値900円更新とTOPIX1750超えに期待。


とりあえず、今晩のFOMC待ちですね。