昨晩の米株、3月の小売り各社の売上高が好調だったという事と、M&A関連のニュースから大幅反発でした。


今日の日経平均は、米株の上昇を受けて、高く始まりました、オプションSQも無事通過というムードでしたが、徐々に上値が重くなる展開、後場に入って先物の大口売りで下げ幅一気に拡大。176円安い17363円で今日の取引を終えています。SQ値は、17568円。SQ値が高くなった後は、大体ろくな事にならないですね。G7を控え、ザラ場中ジリジリと円高の動きだった事も影響したと思いますが、結局SQ絡みで先物に振り回されたという印象が強い。


幅広く下げましたが、目立ったのが自動車の下げ。信用買い残の多さが気にされているトヨタ(7203)は、売買代金トップで3%近い下げ。トヨタ以外にも、年初来安値を付けた銘柄が目立ちました。外国人投資家によるポジション外しを指摘する声もありました。自動車以外では鉄鋼の下げも目立ちました。


「一週間のまとめ」は明日の昼くらいまでに書く予定です。昨晩反発の米株ですが、住宅市場が悪化していくという見通しにある限り、足元の個人消費の強さは、先行き楽観的になれる材料ではないと判断してます。今晩の米株にも注目。