今週の日経平均は、3月14日に開けた窓を閉めに行くか、16500円を割りに行くか、16500円から16940円のレンジ内での乱高下かの3択問題。個人的には、強気で下で待つというスタンス継続で、16500円割れ待ち。裁定買い残減の流れ、売買代金が細ってきている事、押し目を買いに向かっていた個人の信用買い残が重くなってきている事、海外勢の買い越し姿勢が期待しにくい事など、単純に判断して、上に空いた窓を埋めに行ける可能性は低い。米サブプライムローン問題と年後半にかけての米景気後退懸念、米利下げの可能性など、米がらみの不透明材料が盛りだくさんで、押し目買いの個人投資家もそろそろ、リスク回避の動きが強まるのではないかと思います。
今週は週の真ん中水曜日21日が休日で、日本株市場は休場。FOMCの結果発表が、22日3:15と休み明けの寄り付き前に予定されている事も意識され、前半は手仕舞いの売りに傾きやすそうです。
気になる米株と為替の動きですが、サブプライムローン問題に注目が集まる中、多数の住宅関連指標の発表が予定されています。20・21日のFOMCも米の年内利下げの可能性を見る上で注目されます。米株のもう一段の下げや、利下げ観測による円高の動きを警戒する場面。
新興市場は、まだしばらく手出し無用。放って置くのが吉。
明日はザラ場見れないので、更新遅くなると思います。今週も見通しに変更があれば、その都度書いて行きますので、よろしくおねがいします。