今日もザラ場見れなかったので、チャートやニュースから簡単にまとめです。
日経平均は、寄り付き後17000円台を回復する場面もありましたが、明日のSQと日銀の一月追加利上げの有無を睨み上値は追いにくい状況で先物主導で売られる展開。104円安い16838円で今日の取引を終えています。安値は16758円でした。昨日書いたとおり非常に難しい状況。為替が円安に動いても外需株の反応がいまいち。原油先物安の影響など、何がどう影響しているのか分かりにくいです。
米の利下げ観測が後退している事から、日銀の追加利上げが一月にあっても、極端な円高ドル安の動きにはならないという思惑が働いているようです。たびたび書いている通り日本は、外需優先で内需切捨ての方向がはっきりしているため、一月に利上げをしても、そのあとがんがん利上げを出来る状況ではありません。為替はそれを見越した動きに入って来ているのかもしれません。今日の株式市場の引け後、大きなフシと意識されていた一ドル120円を抜けてしまいました。
今週の日経平均の下げが単純にSQに絡んだものだと考えれば、明日は前場安くても後場には外需株を中心に一気に反発する可能性があります。大引けで17000円を回復していれば、日銀の一月追加利上げは織り込み済みとして調整終了というムードになる可能性有り。
ただ、原油先物安の底が見えないなど、大きな投資資金の流れに見えない部分が大きく、難しい状況という事には違いありません。
明日、日経平均が持ち直すなら、今週逆行高していた銘柄の利益確定売りに注意。
今日の新興三市場指数は、そろってマイナス。見通しに変化なしです。
明日は、大型株を中心に大きな動きがありそうで、楽しみです。