先週の日経平均終値は、17104円。今週の日経平均、今年残り一週間で年初来高値17563円をクリアできるかどうかという点に注目が集まります。459円とハードルはちょっと高め。注目材料は、週明けの月曜日の午後にある福井総裁の講演。火曜日に集中する経済指標の発表。これを無事通過する事がまずは必要。薄商いが予想される事から、きっかけがあれば上にも下にも大きく動く可能性有りで(下に大きく動く可能性は少ないと思いますが)、年初来高値更新もありえなくはないと見てます。


個人的には一番ありそうなシナリオは横ばい。先週の流れを引き継いで、大型株が指数をささえても、中小型株は売られる展開が濃厚だと見てます。内需を買えるムードにはなりにくいと思います。また、米国内の景気減速懸念もある事から、強気で買われる対象はあくまで為替・金利の動向を背景にした外需関連の大型株、という見方。



新興三市場指数は、崩れもせず上抜けもせずという状態が一ヶ月くらい続いていますが、見通し継続。良くて横ばい、崩れる可能性有りとしておきます。今年の新興三市場指数は、一月のライブドアショック以来綺麗な右肩下がり。このまま下落トレンドから抜け出せないままで終わる可能性が高いと思います。



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