今日の日経平均、前場は前日終値付近の小幅なレンジで揉み合い、後場下に振れ、注目されていたHOYA(7741)の中間決算が13:00に発表されたのを機にさらに下げ幅を広げ、101円安い16551円で終わってます。HOYAの中間決算、サプライズが無かったため利益確定の売りに押されただけで、悪かった訳ではありません。それだけHOYAから始まる中間決算の発表に対し、市場参加者からの上ぶれ期待が高いという事でしょうか。


日経平均100円下げて終わってますが、値上がり銘柄が1000を超えており、東証1部銘柄の6割が上昇しています。大型株から中小型株へ資金がシフトしているみたいですね。個人的には、この傾向が大きな流れとして継続するとは見ていません。



新興三市場指数、今日もそろって上昇していますが、勢いが良かったのは、寄り付きから30分か一時間という感じでした。個別に見ても、寄り付き後にもみ合う展開の銘柄が多かったですね。

半年以上続く新興市場の下落トレンドが、上昇トレンドに転じる事を期待すると、もう少しがんばって欲しい所ですが、どうでしょう。今は見極め時でしょう、デイトレ以外の方が、今から手を出すというタイミングではないと思います。



新興市場、先週前半の投げ売り場面からの自律反発は一巡してここから上は重いだろうという場面です。明日、下げるのと上げるのでは、今後の投資判断に大きな違いがあるでしょう。まぁ、明日は金曜日だし、はっきりしない値動きになるかも知れませんが、とりあえず注目度大という事にしておきます。



最後に。あまり気にしてませんが、楽天が二日連続ストップ高で、先週の4万割れの状態から今日は5万円台を回復している事を書き記しておきます。