今週も米株は好調でしたね。NYダウは金曜日にも最高値を更新しています。日本の新興市場で売買している私としては、まったく圏外に置かれている感じですが、次に来る大きなチャンスを逃す気はありません。元気を出して、日本株の一週間を振り返って見ましょう。
まず日経平均。北朝鮮の核実験報道があったにもかかわらず、日本は月曜休みで、株式市場が動くまでに一呼吸あった事がラッキーでしたね。
以下火曜日のブログから抜粋。
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寄り付きは、北朝鮮の核実験を受け、下げて始まりましたが、すぐに踏み上げられる形で九時半頃にはプラスに転じ、午後二時発表の機械受注発表に期待した買いが入り後場さらに上昇。二時には機械受注の数字が弱かった事でマイナス圏まで急落、その後小幅に反発して大引け。
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週明け乱高下で始まりましたが、一週間終わってみれば、毎日上髭を付けながらも、この火曜日の値幅内の値動きに納まっています。とりあえず、北朝鮮の核実験報道によってチャートが崩れなかった事は、良かったと思います。
日経平均の値動き以上に波乱だったのが、個別の動きです。週前半は中小型株から、国際優良株を中心とした大型株に資金が大きくシフトする動きがあからさまで、日経平均終値ではあまり動いていないのに、火曜水曜は東証1部銘柄の7割、8割が値を下げる内容。大型株だけが日経平均を支えていました。
が、金曜には中小型株も幅広く買い戻されており、安心感が広がるなか一週間の取引を終えています。
個別に見ると日経平均の値動きからは想像できないくらい、バタバタとした一週間だったと思います。
東証1部以上にバタバタしていたのが新興市場です。もともと、需給が下向きに回転している新興市場は、大型株への資金のシフトの流れをもろに受け、火曜水曜で大きく下げました。水曜は完全に投げ売りムード。週末に向けては反発もしましたが、投げ売り後の自律反発の範囲内の反発であると思います。個人的には残念ながら底を打ったとは判断していません。
以下昨日(金曜)のブログから抜粋。
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昨日今日の反発は短期的には損切りのチャンスだった可能性も高いと思います。大きな理由として、セリクラと見るには出来高が足りない感じがすると言う事と、個別に見てここから更に上に行くには大きな出来高が必要という銘柄が多いという事を上げておきます。戻り売りに押される可能性が高いと見てます。
絶好調な米株と、需給的に不安の少ない日経平均を思えば、新興市場は今、絶好の買い場という可能性もないとは言えませんが、一つや二つのチャンスを逃してもリスク管理を優先しなければいけない状況はまだ脱していないと思います。
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新興三市場指数、一月の高値から見ると完全な右肩下がり、上昇に転じる時にははっきりとしたサインが出ると思います。自律反発に振り回されていてはいくら金があっても足りないでしょう。GOサインが出るまではいくらでもまちましょう。
たびたび、このブログに訪れてくださっている方、ありがとうございます。
個人的には、GOサインが出るのは、それほど遠くはないと期待しています。
ただ、その前にキツイ下げがまだあると、想定しているのも事実です。
いくらでも待つつもりで、しっかりと市場の動きを見て行きたいと思ってます。
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月曜日、ザラ場見れないので「今週の見通し」は明日、日曜日に書く予定です。