デイリースポーツ 2月26日 12時3分配信
「嵐と同じ夕日が見たい」と詰めかけたファン=福岡県福津市の宮地嶽神社
嵐が出演する日本航空の新CMでロケ地となった福岡県福津市の宮地嶽神社に、「嵐と同じ夕日が見たい」と連日大勢のファンが詰めかけている。CMでは参道から海へと続く道が夕日に染まり、一直線に照らされる「光の道」と呼ばれる絶景が印象的。21日から24日まで行われた「光の道・夕陽のまつり」には例年の倍の約6000人が訪れた。
今月から放映が始まった日本航空の新CM「旅の出会い編」は、同神社の石段をのぼる嵐のメンバー5人が夕刻、子どもたちの声に促されて後ろを振り返ると「光の道」に出会うという。「光の道」が見られるのは1年のうち2月20日ごろと10月20日ごろの数日間だけ。
CM公開当初からファンの間で話題となり、両時期に合わせて開催される同神社の「光の道・夕陽のまつり」(21日~24日)に、「嵐が見たのと同じ夕陽が見たい」とファンが殺到。神社によれば、祭りの4日間の人出は例年の倍にあたる約6000人にのぼった。
同神社の広報担当は「『光の道』は昔からこの世とあの世をつなぐ道と言われ、西方浄土の思想に基づくもの。夕日を見ながらご先祖さまに感謝を込めてお祈りするんです。30年近くここにいる宮司でも、道のど真ん中に夕日が落ち、美しい光の道を見ることができたのは3、4回だけだそうです」と奇跡的な瞬間であることを述べた。今月21日から24日の間は晴れの日もあったが、日没時に曇るなどして4日間とも「光の道」は出現しなかった。
大勢のファンが訪れたため、神社側は事故防止策として石段への入場を一定数に制限した。地元の民放テレビ各社は日没前に夕方のニュースで生中継するほどだった。
祭りが終わった25日も300人近くが石段に座り、日没を待っていた。夕日が雲間から何度か顔を出したものの、水平線上に浮かぶ雲に遮られて光量が足りず、この日もCMのように参道から海へと続く道を一直線に染める「光の道」は見られなかった。見物客からは「光の道が見られなくて残念」といった声や「きれいな夕日が一瞬見えたのでそれだけでもよかった」などの声が聞かれた。
「夕陽のまつり」は10月にも開催される予定。よく撮影に来るという地元のアマチュアカメラマン男性は「10月の方が空が澄んでいる日が多いので期待できる。秋にまた再挑戦だね(笑)」と話していた。

嵐が出演する日本航空の新CMでロケ地となった福岡県福津市の宮地嶽神社に、「嵐と同じ夕日が見たい」と連日大勢のファンが詰めかけている。CMでは参道から海へと続く道が夕日に染まり、一直線に照らされる「光の道」と呼ばれる絶景が印象的。21日から24日まで行われた「光の道・夕陽のまつり」には例年の倍の約6000人が訪れた。
今月から放映が始まった日本航空の新CM「旅の出会い編」は、同神社の石段をのぼる嵐のメンバー5人が夕刻、子どもたちの声に促されて後ろを振り返ると「光の道」に出会うという。「光の道」が見られるのは1年のうち2月20日ごろと10月20日ごろの数日間だけ。
CM公開当初からファンの間で話題となり、両時期に合わせて開催される同神社の「光の道・夕陽のまつり」(21日~24日)に、「嵐が見たのと同じ夕陽が見たい」とファンが殺到。神社によれば、祭りの4日間の人出は例年の倍にあたる約6000人にのぼった。
同神社の広報担当は「『光の道』は昔からこの世とあの世をつなぐ道と言われ、西方浄土の思想に基づくもの。夕日を見ながらご先祖さまに感謝を込めてお祈りするんです。30年近くここにいる宮司でも、道のど真ん中に夕日が落ち、美しい光の道を見ることができたのは3、4回だけだそうです」と奇跡的な瞬間であることを述べた。今月21日から24日の間は晴れの日もあったが、日没時に曇るなどして4日間とも「光の道」は出現しなかった。
大勢のファンが訪れたため、神社側は事故防止策として石段への入場を一定数に制限した。地元の民放テレビ各社は日没前に夕方のニュースで生中継するほどだった。
祭りが終わった25日も300人近くが石段に座り、日没を待っていた。夕日が雲間から何度か顔を出したものの、水平線上に浮かぶ雲に遮られて光量が足りず、この日もCMのように参道から海へと続く道を一直線に染める「光の道」は見られなかった。見物客からは「光の道が見られなくて残念」といった声や「きれいな夕日が一瞬見えたのでそれだけでもよかった」などの声が聞かれた。
「夕陽のまつり」は10月にも開催される予定。よく撮影に来るという地元のアマチュアカメラマン男性は「10月の方が空が澄んでいる日が多いので期待できる。秋にまた再挑戦だね(笑)」と話していた。