吹いてるか吹いてないか
わからない風
手が寂しい季節
あたししかいない
この場所に
ゆっくりと
小さな丸いしゃぼん玉
どこからやってきたの
あたしは周りを
探してみるけど
ないよ何も
そして瞳閉じて
負けないよ
どこまでだって
行ってやる
屋根よりもっと飛んで
たくさんの色を
みるんだ
しゃぼん玉が
言った気がした
あたしの横を
過ぎて行っては
また次の人
そしてまた次の人
身体をひねって
みな振り向き
目で見送るよ
前を向いて
壁なんてないんだ
自分をそのまま
出せばいい
そのものの色を
見せればきっと
あたしに
思わせてくれた
何かにあたって
しまえは
そこで終わり
何もなくても
色を見れない
終わることはないよ
僕には風がいる
空がいる
太陽がいる
色もなくならない
☆
君にもいるよ
ぼくと同じ友達
一人にはしない
なれないから
そう自分自身が
色も形もあるんだから
そうきっと言ったよね
しゃぼん玉