掻いた肌が朱を帯びて。

交わす口付けの零れた端からは、淡い吐息が落ち、消ゆる。

「…   っ、は……ぁ…」

畳に流れる路考茶色の髪をひと房掬いあげ、離れた唇を下へと滑らし、淡と、呟く。

「啼け、薬売り」

【樂】

褥へと引き倒し、組み敷いた。

艶やかな柄の着物が緋色の褥に広がり、乱れる。

「抵抗はしないのか?」

「したとてお前はやめぬのだろう?」

問う声に、さして動じる様子も何も無く、敷かれたままに淡と返る、男の言葉。

「だから抵抗せぬと?このまま私を受け入れると?」

「その方が早く済むだろう?」

そう言って、皮肉に嗤う。





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ここまで書いて、一休み。

相手は・・・オリキャラ・・ですかね。

淡々としてたのが、いつのまにか呑まれて翻弄されてたら萌えるよね・・って思ったのが元凶。

鬼畜というか外道なお相手に、嬲られる薬売りさんが読みたかっただけ・・・れっつ、自給自足・・にもなってない・・;

そういえば、モノノ怪サイト・・途中な状態でほったらかしだ・・。

うぉー。