岡山公演お疲れ様でした。
前回記述した「どちらにも属さない曲」の課題クリアはまだかかりそうだな、とやりながらに感じつつ…それでも一歩ずつ前に進んでおります。
実感があるので。
気持ち的にはある種の余裕と言うか…今まで以上に様々な事に思考を向ける事が出来ている今巡業です。
良い事です。
感情と言うか…激情と言うか…そう言う内から溢れ出るモノは日増しに大きくなっています。
それも肌と心で感じている。
私自身、どうしても全てにおいて納得をしたい性分なモノで…全ての事柄に意味を求めてしまう訳です。
ステージに立つ意味もそう、曲や詩を書く意味、それを発信する意味…突き詰めれば生きる意味だって考えて求めて、でも一言で片付けられる程簡単な事じゃないので悩む訳です。
きっと、そこを上手にやってのける人もいるんだと思います。
そう言う所に関しては私は究極に不器用なので周りからみたら「無駄に悩んでいる」と思われるかもしれない。
それもわかっているつもりですが、その中でみつけた一つの答えが「楽しさ」。
今更何を…と思われるかもしれないし、じゃ今までは何だったのか?と言われるかもしれない。
勿論今までだって楽しいからこそ音楽活動を続けてこれている。
だけどその分我慢している事もあるし、抑え込んでいるモノもある。
それを一つ一つ解放しているのが今巡業。
もっと気持ちの良い生き方が出来るはず。
それは社会的なルールから外れるとか、自分勝手に自己中心的な生き方をするとかではなく、自分の望む未来や希望をもっと強く想って良いはずと言う意味。
皆に勘違いして欲しくないのは、迷っている訳でも、弱っている訳でも無い。
皆にもっと求めて欲しいから、こっちも更に求めますよ、って話。
子供の頃に夢見たステージや景色はまだまだこんなもんじゃないし、そこに立つ私はもっと格好良い私です。
誰しも夢を追い掛ける事に不安は尽きないし、安心・安定を選べば背負い込む事もない。
それでも私は人生を賭して諦められない夢をひたすらに追い掛けて、時間がかかっても良いから夢を追い掛ける事は決して間違いじゃないと証明したい。
と、ここまで書いてちょっと前に述べた「諸々の意味」の答えが出てる事に気がつきましたよ、と。
スタッフやファンの皆に支えられているのは勿論ですが、こんなにも一般社会に馴染めない私と共に歩んでくれるメンバーに感謝は尽きない。
基本、喧嘩はしませんが空気感が悪くなる事は多々あります。
それでもちゃんと話をすれば全員で前を向いて歩いていけるバンドです。
本日の長い移動時間の中でそんな事を考えていたので、ここに書き留めておきます。
次は熊本公演。
武政の生誕祭です。
最近知ったのですが、「生誕祭」って亡くなった方の誕生を祝う言葉らしいですね。
本来は「誕生祭」らしいです。
でも、そのブラックジョークな感じが「己龍らしさ」の様にも感じております。
では、また。