高知、御疲れ様。
丁度完売御礼を果たし、其の報告をさせて頂いた土地でも在ります。
約二年前とは云えど、そう思い起こせば記憶にも未だ新しく感じない事も無い。
だが然し待つ身の想いで考えれば、此の再演の機会はとんでもねえ長く感じた筈だよね。
初参戦の者からしてみれば、異なる感覚だろうけど!
次に又、何時、そんな機会を作れるのかも知れぬ状況に在れば、絶えず紡いで行き続けたいと願うものだよね。
そんな一人一人の藁にも縋らんとする、其の姿を目の当たりに焼き付けたいんです、僕は。
で無ければ演る意味を成せないから。
傍目で見れば、高が一本の公演と取る者も居るのだと思います。
然れども高知のお前達は、よう応えて呉れました。
更なる開拓の兆しが伺える事に依り、又実現させたいと思うのが、僕達です。
行く先々の地方でも、そんな景色を共に創る事叶えたらなあ、と。