修験道の地で滝行
山形県出羽三山、羽黒山手向(とうげ)の宿坊で、羽黒修験の研修会を受けました。
○ 研修会の演目は、
出羽三山教祝詞の説明。
九字の切り方.....etc。
・滝行。
・三山(湯殿山、月山、羽黒山)を、歩いて回る行。
→印象に残っている、滝行。
水💦に打たれるというのは、それまでは、シャワーを浴びるぐらいで、滝行などはテレビで見て知っている程度でした。
祝詞を唱えながら、実際にやってみると.....息をするのが精一杯で、水の重さに驚きました。
そんなに落差のある滝ではなかったのに....。
何か特別な呼吸法が、あるのかもしれません....体得するものなのでしょうね。
→印象に残っている、三山歩き。
月山.....まず怖かった❗️
そして寒かった❗️
とても風が強く、霧がでていました。頭を上げられず、霧のため足元しか見る事ができません。
それだけでなく、月山の歩いたところは、怖かった! 俗にゆう『馬の背』でした。
*(馬の背)とは、尾根の両端が切り立っていて、道幅が狭いということです。
おまけに風が強くて、足を踏ん張って歩いたという記憶です。
湯殿山では.....
90°に切り立った崖に、鎖が下されて、下りて少し歩くと、そこには滝がありました。
(少し歩く)と言いましたが、足元は大きな丸い、濡れた石だらけ。ここも、滑らない様にと、力の入る一歩一歩でした。
一日かけて三山を歩き、宿坊に戻ったときは、薄暗くなっていました。
くたびれたーと言うよりは、清々し気分で、身体中の細胞が喜んでいる様でした。
☆最後に、湯殿山の事です。
【夢での事です。】
『湯殿山だーーーー』の声。
大きな見上げるほどの、赤い鳥居の向こうから、男の低い響く声が聞こえました。
この夢を見た時、私は鳥居が湯殿山に出来た事を、知らなかったのです。
不思議でした。