こちらは旭川市4条6丁目と7丁目の交差点です。
で、この交差点は国道40号線の旭川側の起点となっております。
稚内までは250kmとなっております。
JRだと一部で国道39号線沿いを通るので、その分遠回りとなっているため9kmほど多くなっております。
ちなみに
国道40号線の稚内側の起点からも撮影していたのですが、旭川まで250kmという点では一致しております。また、名寄までも旭川から77km+稚内から173km=250kmということで一致していますね。
また、ロシアに近い土地柄ということもあって、ローマ字だけでなくロシア語の表記も併記されておりますが、私のロシア語知識は「ハラショー」と「スパシーバ」ぐらいしか知らないので、こんな風に書かれていても日本語表記が一緒ではないとちゃんと読めないかもしれません



ただ、250kmという距離は結構な距離ですね。しかも、高速道路は旭川から名寄の手前にある士別市までしか伸びておらず、あとは一般道をひた走るのみなので、結構大変です。スピードは出しやすいかもしれませんが、道北に行くと鹿の出没率が高くなるので、その辺でもご注意を。4~5時間ぐらいですかね。
ちなみに、この交差点を北側から東側にスライドすると
国道39号線の旭川側の起点となります。北見までは160km、網走までは217kmとなっております。遠そだねー……ってより、結構遠いです。
しかも、層雲峡や石北峠など大雪山系の山道を抜けないといけないので、多少なりに時間もかかるかと思います。北見までは3時間、網走まで4時間ぐらいですかね。
こちらは宗谷岬で撮影したものなのですが、旭川から網走を経由して、宗谷岬に向かうと500kmオーバーの長旅となります



ただ、道の駅のスタンプラリーをする人だと割とこういう距離も平気で走るみたいなのですが。
かなりざっくりとまとめた図で表現すると
国道40号線(旭川~稚内):250km
国道39号線(旭川~網走):217km
国道238号線(網走~稚内):320kmくらい(宗谷岬~網走間が295kmで、そこから稚内市街までが25kmくらい)
という三角形が成立しております。
ただ、国道238号線の稚内側の起点は稚内駅よりも手前(≠国道40号線の終点)で、網走側の起点も網走駅よりも手前(≠国道39号線の終点)なので、上の数字も若干の誤差はあるんですけどね。
いずれにせよ、こういうところから北海道の広さを感じ取っていただければと思います。
更に、この交差点を北側から西側にスライドすると
国道12号線の起点となります。ズームで撮影したのでちょっと見づらくなっておりますが、旭川から札幌までは136kmとなっております。
国道12号線はフラットだし、日本一長い直線道路があるので走りやすいかもしれませんが、その分交通量が多いので、違う意味で大変かもしれません。
それはさて置き、札幌側の国道12号線の起点近くには国道5号線の起点があるのですが、
札幌から函館までは282kmあります(ただし、国道5号線を利用した場合に限るので、他のルートを使用した場合若干の増減あり)。
そう考えると、
函館から札幌までが282km
札幌から旭川までが136km
旭川から網走までが217kmとなり、函館から網走だとトータル635km
旭川から稚内までが250kmとなり、函館から稚内だとトータル668km
となります(あくまでも上記の国道をずっと走り続けた場合に限る。途中までなら高速もあるので)。
前者だと東京から秋田ぐらいの距離、後者だと東京から岡山とか八戸ぐらいの距離になります。
こちらのブログで再三書いていることですが、一言に北海道と言っても面積は結構広いし、距離も結構長いので、一緒くたに扱うと痛い目に遭いますので、旅行する際には十分気を付けてください。
「北海道の端から端までは結構遠いんだべさ!」
と、北海道弁で叫んだところでほんじつはここまで。したっけ!