おまわりさんと話したことある?
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おまわりさんと話をしたことはありますが、二時間ドラマのサスペンスではないので、崖の上で事件の真相を洗いざらい告白して……ということはないですね(写真は北海道の積丹半島にて撮影)。
実際におまわりさんと話したケースだと、
<ケース①>
大学生の頃の話ですが、自転車で国道沿いを走っていたら、交番の前でやる気なさそうに突っ立っている瑛太似のおまわりさん(以下:偽瑛太)がいたんですよね。
そのまま偽瑛太の前を横切ろうとしたら、突然前に立ちはだかって
「防犯登録のチェックをさせてください!」
と、呼び止められてしまいました
あとは言われるがままに、防犯登録の番号をチェックされたり、車体番号をチェックされたり、個人情報をあれやこれやと聞かれたり、どこかに電話してそれが本当かどうか照合したりといった感じのことをされて、一応は無罪が証明されたものの、その間も偽瑛太はやる気があるといった感じではなく、事務的に淡々とこなしているだけ。
当時は知らなかったものの、警察官には防犯登録のチェックや職質のノルマがあるらしく、そのノルマ達成のために私が巻き込まれてしまったようです
ただ、偽瑛太も私を巻き込んでしまったことを申し訳ないと思っていたのか、会話の節々に「すいませんねぇ」とか「申し訳ないです」とか口にしていたものの、結局はずっとやる気がないままだったので、どこまでが心からの発言かは分からずじまいでした。
正直、「偽瑛太、いい加減にしろよ」と心の中では毒づいていましたけどね。
ただ、今にして思えば瑛太は永山瑛太に改名したから、あのやる気のない偽瑛太も偽永山瑛太と言わないといけないのかもしれません。ただ、あの日以来一度も見かけてはいないのですが
<ケース②>
以前住んでいたマンションで起きたことなのですが、仕事を終えて帰宅したところ、同じフロア(レオ○レスみたいに横長の設計でその中に10部屋ぐらい並んでいる)の離れた部屋で警察が現場検証のようなことをしているのを発見。
とは言え、現場検証の様子を見に行こうとしても、邪魔にしかならないし、追い出されるのがオチなので特に気に留めていなかったものの、数十分後、インターホンが鳴り、ドアを開けると、先ほど現場検証をしていたと思われる警察官数名が私の部屋にやってきたではないか。
どうも、その5~6部屋ほど離れたとある部屋で、年配の方が孤独死していたものの、事故なのか事件なのか自然死なのか分からないため、刑事ドラマとかでよく耳にする形式上の取り調べを受ける羽目に
とは言え、その年配の人とは面識がないどころか、そんな人が住んでいたことすら知らなかっただけに、何の接点もない旨の発言をして、これで終わり……
かと思いきや、
「職業は? 職場はどこなの?」
「いつごろからこの部屋に住んでいるか?」
「携帯電話の番号は?」
「今日は朝から何をしていたか詳しく話して」
と、複数の警察官から矢継ぎ早に質問されて、もはや尋問レベル
これで電気スタンドを顔の近くに突きつけられたら、やってなくても「吐かされる」レベルです。
正直、そこまでバカ正直に答える必要があるのかと思いつつも、回答を拒否したり、反抗的な態度をとろうものなら、その場で公務執行妨害罪とかでっち上げられて逮捕されそうだったので、極力しおらしく答え、なんとかその場をしのぐことに。
結局、私の無罪が証明されたのか、それとも事件性がなかったのかは分からなかったものの、その後で警官が来ることはなかったので、今日まで生きながらえているのですが、もし一日中仕事していた私のその日のアリバイが不十分だったり、しおらしく質問に答えていなかったら、私は冤罪とか無実の罪で逮捕されていたかもしれません
そんなこともあって、私の警察に対する不信感は一時期かなり強かったし、刑事ドラマで「警察に協力するのが国民の義務」といった旨のセリフがあった時に
「痛くもない腹を探られて、不快な思いをさせられるのが国民の義務なのか」
と激怒したこともあったのですが、
落とした財布が届いたこともあったので、今は若干考えを改めております(もっとも、財布を拾ったのは違う人ではあるのですが)。
ただ、その財布を引き取りに来た時も事細かに中身の確認をさせられたり、色々と書類を書かされたりと面倒な手続きがあり、良い形にせよ悪い形にせよ警察と関わるといろいろと面倒なことになることには変わりないようです。できれば、警察の厄介にならずに生きたいものです。