孫子の積極的逃げ方。
人は逃げる時、逃げることしか考えません。
孫子は強敵が目の前に現れた時、正面から
戦うのではなく、それを避ける方法のひとつ
に逃げることを奨めています。
逃げることを恥じとか、意気地がないという
幕僚に対して、彼は逃げ方にも色々な方法が
あると言っています。
1、 兆しを察知して身を隠す逃げ方。
2、 身の安全をはかり危険が通りすぎるのを待つ
逃げ方。
3、 一旦、避けながら少しずつ目的の達成に
向かう逃げ方。
孫子がとった逃げ方は３番でした。
逃げることが目的ではなく、これは手段に
過ぎないと言っています。
逃げることだけを考えて行動しているので
あれば、敗北に等しいが、孫子は最終的な
勝利を獲得するための逃げ方をすれば
敗北ではなく、大勝利になると
言っています。
孤独感に取り込まれないために逃げることは
必要です。
取り込まれないためには、自分に目的と
それを達成するために向かう考え方を
持つことです。
逃げながら逆に孤独感を追い詰めていく。
そして、
自分の孤独感を目的達成の感情に
変えていくのです。
どんな時でもあなたの傍にいる。
あなたの心の中に絶えずいる。
そんな存在を変えていく。
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