ハチミツとクローバー (映画版)先日映画版のハチクロを観てきました。
10代から20代の女性客が多かったです(櫻井翔くんが出るから??)。
ちなみに、私は、この漫画結構好きで、最新刊の9巻まで読んでいて「コーラス」も7月号(だっけ、最新の1冊手前)までは読んでいたりもします。
美大を舞台にした、笑いあり涙ありの、ほのぼの青春恋愛漫画といった感じのハチクロという漫画
映像化するとなると、漫画ならではの表現、とくにギャグの部分とか、
漫画でしかありえないような森田さんの破天荒なキャラクターとか、
どうするんだろうなあーって思ってたんですが
映画を見た感想としては、「なるほどーこういうのもありか」、と何となく納得しました。
漫画の中では4年近くの月日を描いているので
それを2時間の中で全部描くのは無理だし、どうまとめるんだろうと思いましたが
「NANA」の映画版みたいに、漫画になるべく近づけようとした実写版、というのではなくて
ハチクロの映画版は、漫画の色々な要素を取捨選択、切り貼りして
それをつなげるために映画独自の新たな設定を入れたりして
あたらしいハチクロワールドを創ったのかなという感じがしました。
ちょっと色々詰め込みすぎたような、それでいて足りない部分もあるような
そんな感じもしましたが、2時間では色々仕方ないかもしれません。
映画としてみれば、まあ、ジャンルは青春映画なんだけれど
かといって泣けるって言うわけでも、笑えるって言うわけでもないのですが
なんというか、雰囲気を味わう映画というか、そんな感じでした。
美大の雰囲気とか、キャストの衣装とか、そういうのはすごくいいです。
あと個々のキャストについて
伊勢谷友介の森田さんは、確かに漫画とはかなり違うんですよね。
映画でも破天荒な人物だけど漫画のようなかわいさがないというか
漫画の森田さんとは全然違う人物です。
でも、思いのほか悪く無かったんだよなあー。
ああーこういうのもありか、って思いました。
蒼井優さんと関めぐみさんはすごく可愛かったです。衣装も。
櫻井翔の竹本くんも結構合ってたんではないかな。
森田さんとはぐちゃんが一緒に絵を描くところとか良かったですね。
不満はリカさんだな。あと、真山。ちょっとあれでは変態ストーカーすぎる。
リカさんも単なる暗くて冷たい人みたいだった。
真山の取調室のシーンもいらなかったし、なんじゃありゃ。
2時間ではリカさんや真山のエピソードに割く時間がなかったのだろうし
描ききれなかったのは仕方ないことですが
そうですねえ、
森田さん、はぐみ、竹本君の周りのお話は
良かったのではないかと思いましたよ。
私は漫画のほうで真山とリカさん、山田さんがらみの話に特に思い入れがあるので
不満なんだろなあ。
うーん
と、こんな感じで、全体的に見れば不満も無いことは無いですが
なんとなくノスタルジーに浸れるというか、そんな映画でした。