日活
手紙 プレミアム版

「工場で働く20歳の武島直貴は、職場の人間ともまるで打ち解けず、人目を避けるように暮らしていた。それというのも唯一の家族である兄・剛志が、直貴の学費欲しさに盗みに入った邸宅で老婆を殺してしまったからだった。兄が罪を犯したのは、自分のせいだ。そう自責する直貴は、せめてもの償いにと服役中の兄から届く手紙に丁寧な返事を書き続けていた。そんなある日、更生した元服役囚と出会った直貴は、一度はあきらめたお笑い芸人の夢に再び挑戦しようと決意する。」

服役囚の兄を持ったために現実社会で差別に直面し苦悩する主人公に山田孝之、服役囚の兄に玉山鉄二、主人公を影で支える女性由美子に沢尻エリカというキャストです。

沢尻エリカはどんなダサい、というかなんでもない服装をしても可愛いですね。なんかそこが逆に違和感。玉山鉄二はほかの作品ではあまり印象ないんですが、この作品では出番や台詞が少ない中、実直で弟思いの兄の雰囲気が出ていてよかったです。

ストーリーは、主人公がお笑い芸人としてあまりにとんとん拍子に出世したり、美人でお金持ちのお嬢様と恋に落ちたりと、ちょっと現実離れした部分もあるんですが、結末は感動的なものでした。

もし身内に犯罪者がいたら自分はどう過ごして行くだろうか、また、身近にそういう人がいた場合、差別などせずに接することができるだろうか、などということを考えさせられる映画でした。