最近ではローザンヌ国際バレエコンクールの解説で名高く、元ロイヤル・バレエファーストソリストである山本康介氏のご著書を開きました。

 

 

 

 

 公家のような語り口と高貴な佇まいが印象的ですが、最近のインスタライブレッスンからは令和のノブリスオブリージュが伝わります。

 

 「僕にとって本を出版するというということが、どれだけ早すぎるということを自分で理解しているかお伝えしなければなりません。」という自己嫌悪の冒頭と(見城徹氏と重なるかも)、ロイヤル・バレエについて「民主的だが粗野ではなく、高貴だがむやみに偉ぶるところがない。」と解説する辺りに山本康介氏そのものを感じました。

 

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鯨のごとく捨てるところがない1冊ですが、特に英国的おすすめ演目はコアでとても面白いです!!

 

ライセンスの関係でYouTubeですら見られない(またはすぐに消されてしまうであろう)貴重な作品も紹介されています。

 

いつか私めも観られますように♪っ

 

またバーミンガム・ロイヤルバレエの仲間との思い出話なるクロストークでは氏のお茶目な面、美しい面、厳しい面が紹介されていました。

 

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山本康介氏のインスタライブレッスンは傍観がやっとですが、時折、他のレッスンをPC越しに受けていると窓ガラスに映るTシャツの蜃気楼を超えマグニチュード6.5程度の揺れに目眩を感じます。嗚呼、我が師や上級者もこれにイライラしているであろうと!!

 

付録のレッスン動画はうっとり♪うっとり♪です。

あくまで対岸の火事として・・・笑。

 

バレエの魅力が深まる秀作でしょう☆

 

Stay at Home の今こそっ