感激藤沢でバレエが見られるなんて~
ちょっとファミリー向けではありましたが(若干、子供の声が聞こえます)レッスン・リハ見学付きに惹かれて行って参りました。地域柄、見慣れていない人も多いようで変なタイミングで拍手www子どもより大人のマナーが悪かったけど、身近にプロの業を感じられて満足、満足
キエフ・バレエの正式名称は、タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエですと。。。長っ
まずは、レッスン&リハ見学!!エレーナ・フィリピエワがアンシェヌマンを指導して一緒にバーレッスン→センターレッスン指示しつつ自分も稽古をするとはハードなWワークです
もちろん本番も出演ですし
翌日は福島公演が
ロシア語で話しているので内容はさっぱりでしたが、後半はところどころ‘アッサンブレ’や‘グランバットマン’などところどころの単語だけ聞き取れました。すべて指示に従うのではなくダンサーによってダンサー自身がアレンジ。自分の強化したいところや伸ばしたいところに合わせて変えているのでしょう。
つま先の伸び、軸の安定感、フォルム、体空時間、、、当たり前田のクラッカーでしたがレッスン内容はシンプルなのにスタジオで見る同じバレエとは思えないくらいプロの仕事を見せつけてくれました。
レッスン終了後すぐにリハ。フィリピエワがマイクを握り客席に降りてきて花ワルのフォーメーションを指示間近でフィリピエワ様の姿を拝し嬉しいかぎりですが、真剣な面持ちにこちらまで緊張感が伝わってきました。
何度も見ている花ワルですがいかつい男性ダンサーが練習着姿で花のアーチを持っている姿はちょっと面白かったですwww
ここで私は途中退席しましたが、レッスンとリハを遠し団員達に笑顔は一つもなくプロとしての責任を感じました。華やかなステージの裏には地道な準備あってこそなのです。貴重な体験に感謝
ちなみにフィリピエワやセルゲイ・シドルスキーは3年前に「バレエの神髄」でも魅せられました。
→ http://ameblo.jp/nanei-yodomonooki/entry-10586082584.html
(略)
そしていよいよ本番1階席はほぼ満席
第1部
「眠りの森の美女」よりワルツ、ローズ・アダージョ
オーロラ姫:カテリーナ・クーハリ
4人の王子:ドミトロ・チェボタル、コスチャンチン・ポジャルニツキー、イーゴリ・プリチョフ、セルギイ・クリチャーチン
キエフ・バレエ
もう誰もが夢見るお姫様の世界リハでは無愛想に花アーチを持ちフォーメーション確認していたいかついダンサー達もしっかり童話に溶け込んでいました。
「人形の精」よりパ・ド・トロワ
音楽:J.バイヤー、振付 N.レガート、S.レガート
人形の精:オリガ・モロゼンコ
ピエロ:オレクサンドル・ストヤノフ、ヴィタリー・ネトルネンコ
お人形さんらしいお人形さん♪お顔の小さいことといったら!ピエロはフレックスのままグランピルエットをするなどキャラクターを守りながらもしっかりプロの業を出していました。客席の子供達は大喜び
「白鳥の湖」第1幕2場より
オデット:オリガ・ゴリッツァ
王子:セルゲイ・シドルスキー
節電温度制限のある中、幽玄の世界を醸し出していました。
4羽の白鳥、大きな白鳥も揃っていてThe Ballet なBallet
「カルメン」
音楽:G.ビゼー/R.シチェドリン
振付:ジュベドキ
エレーナ・フィリピエワ、ドミトロ・チェボタル
熟成されているからこそできるコンテの振りでした。
キレがあってスペインならではの情熱を感じます。キャスト表には役が書いてありませんでしたが、カルメン&ホセだと思います。
「海賊」第2幕よりパ・ド・ドゥ
音楽:Rドリゴ
振付:M.プティバ
メドゥーラ:カテリーナ・クーハリ
コンラッド:オレクサンドル・ストヤノフ
シャチホコのようなリフトが鮮やか!!パリの炎っぽいフリもありました。
第2部
「くるみ割り人形」第2幕より花のワルツ、アダージョ&コーダ
振付:V.コフトゥン
クララ:カテリーナ・クーハリ
王子:コスチャンチン・ポジャルニツキー
ヴィクトリア・メジャク、オリガ・モロゼンコ、セルゲイ・クリャーチン、ドミトロ・チェボタル、キエフ・バレエ
こちらもお伽の国Party on Time
「白鳥の湖」第2幕より 黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
オディール:オリガ・ゴリッツァ
王子:セルゲイ・シドルスキー
もうちょっと‘悪’を演出してもよかったかもです。
ロシア・バレエの特徴(?)新体操っぽい安定感もありました。
グランフェッテは30回ほど?初っ端から手拍子するのは止めてほしかったです。
「ゴパック」
音楽:V.ソロヴィヨフ=セドイ
振付:R.ザハロフ
ドミトロ・チェボタル
超アクロバティックでした。こんなのが民族舞踊だったら村祭りは大変だろうなあともw
「瀕死の白鳥」
音楽:C.サン=サーンス
振付:M.フォーキン
エレーナ・フィリピエワ
まさしく魂のバレエ、冷気を身体から発しているかのよう。フィリピエワだけができるフィリピエワの白鳥でしょう。
終始、すべての演目に関し後方の汚婆タリアン方がいちいち解説を入れるのでウザかったです「本当に白鳥のよう!」って誰もあなたの感想を求めておりませんから
「パキータ」
音楽:Lミンクス
振付:M.プティパ
カテリーナ・クーハリ、オレクサンドル・ストヤノフ
オリガ・モロゼンコ、テチアナ・ソコロワ、オクサーナ・シーラ、アンナ・ボガティル
ミンクスは‘赤’のバレエかしら?
華やかでラストにふさわしい演目
個々のバリエーションではドンキのキューピッドも挿入されていました。
全体を通して‘観て良かった’と思える舞台後方のオバタリアンほどではなかったけど、隣の我が母も感嘆の声が煩かったです。ご迷惑をおかけいたしました。
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