私の日課。

それはじいちゃんに電話をすることだ。


目的は主に2つ。

1つ目は薬を飲むように促すこと。

2つ目はごみを集積所に捨てに行くよう促すこと。



じいちゃんはじいちゃんなのに朝が遅い。

それに加えてのんびり屋さんだ。

それだというのに、運悪くじいちゃんの地域のごみ収集は朝が早い。

正確に言うと、朝8時から夕方までに収集に来る可能性がある地域なのだが、じいちゃんの集積所にはたいてい8時半から9時前には収集に来る。



なので、ごみの収集日は大変だ。

あまり早くても本人に起きる気が起きない(?)ので、


まずは8時頃電話をして起こす。

「ゴミ出してね~!」と伝えるも、これで伝わったとは思ってはいけない。

あくまでもまずは起こすことが目的だ。


寝室がある2階から1階に降りたであろう20分後にまた電話。

「今日はプラごみだよ。週1だから今日を逃したら大変!いますぐ行ってきてね」


…これで捨てに行くじいちゃんではない。

なぜかはわからない。

恐らくトイレにでも行くと、その間にもう忘れてしまうのだ。


また15分後に電話。

「ごみ捨てた?」

「おはよう。いや、まだだよ。」

まるで今日初めての電話のような反応だ💧

「お願い!間に合わないから今すぐ捨ててきて~💦」


更に10分後。

「…ごみ、行ってきた?」

「うん、行ってきたよ」



完了ー🙌

…かもしれないし、そうではないかもしれない。

適当にウソをついている場合もあるし、

行ったけど既に収集車が去ったあとだった場合もある。


後日じいちゃんちに行ったとき、捨てられなかったごみの山を見て、膝から崩れ落ちたことが何度あったことか💧



でも、この何年かで私はアップデートされた。

完璧にできたと信じてはいけない。

いつも心のなかで

「…とは言っても、やってないかもね」

と、ダメだった可能性をいつもお隣に携えている。


それでも、だとしても、

「やった」と思っていたことが「やってなかった」場合、毎回ダメージは受けている😵