社労士に何を伝えたら良い?
社労士に障害基礎年金申請を依頼しようとしている当事者友人。
過去の事を思い出しては、辛くなり眠れないほどだというので、お手伝い。
申立書に書いてもらう事をまとめて来たから見て欲しいと言うので、拝見。
障害がない人でも経験する辛い事が、沢山書いてあります。そして、自分の事では無い家族や友人との人間関係の事が殆どでした。
「気持ちは、分かるんだけど…これ、家庭環境の話だから障害には関係ない。」「これ、障害に関係ない事だから必要ないと思う。
そう伝えてヒアリングをして行きました。
ヒアリング
この時は、どうしたの?
その時、困った事はなかった?
妊娠出産時は、お腹が大きくなったり、つわりがあったと思うけど、不安はなかった?
細かくヒアリングして行きました。
「障害特性を書くって、こうゆう事なのね。私1人では、何を書いたら良いか分からない。」そう言われて2日間、ヒアリングをして一緒に社労士に伝える事を文章にまとめて行きました。
同行して…
2週間が経ち、彼女からLINEが来ました。
年金の仕組みについて聞かれたのですが…私は詳しくないので市役所の年金課で聞いてと返答しました。
「何をどう聞いたら良いか分からない。」
そう返事が来たので、市役所で待ち合わせして年金課へ行きました。
そこで分かった事実。
彼女は、国民年金と厚生年金の違いが分かっていませんでした。
年金課の窓口の人、上から目線で面倒くさいという感じでの対応。
友人には目も合わさずに、私に向かって話をしてました。
帰りのランチで、「窓口の人、すごく雑な対応だったね。1人だったら何も聞けないまま帰って来てた。一緒に行ってくれてありがとう」そう言われました。
ファミレスで、年金知識の確認をしてお昼はご馳走になりました。
確認してね。
友人「社労士にお願いしようと思っているんだけど、年金事務所の窓口の人が、年金をもらう資格があるかどうかを決めるんだよね」「社労士に頼んでダメだったら嫌だから、年金事務所に確認する」
私「前にもいったけど、窓口の人が年金を判断する訳ではないよ。そのために申立書と診断書を提出するのよ。」
友人「嫌、私は年金事務所の窓口の人に、【こちらで判断して障害年金申請が出来るかどうかを決めます!】と言われたので、年金事務所に申立書を持って行く!」
頑なに思い込んでしまっている彼女に何を言っても無駄でした。
私「そうね、年金事務所で確かめて。」
あゝ、また確かめるまで寝れない日が続くんだろうな。
でも、私は何も出来ないので、ここまで。
私の労力は?
これは、障害特性➕性格なんだろうけど…
友人「社労士に頼んで、駄目になったら嫌!その労力は無駄にしたくない!だから、年金事務所窓口で障害年金の資格があると確実になるまで社労士には頼まない。」
【私の心の声】
えっ!それ…私の労力は無駄にして良いのかい?
段取りが分からなくて、こうなったんだろうなと思うからスルー出来るけど…
私だって、3日間手伝ったんだよ。
社労士に頼む労力を無駄にしたくないからって何?
友人が「社労士に頼むから手伝って」と言われたから手伝ったんだよ。
なんか力が抜けました。
少し嫌だな〜と思う彼女のこと。
障害基礎年金を貰っている共通の知人に対して悪い意味でのライバル心が強い。
障害基礎年金の事についても、
友人「知人が障害基礎年金を申請した時は、昔だったから審査も緩かったに違いない!」と険しい顔をして言います。
私「共通の知人は、友人よりも薬を飲んでいるし、彼女なりに大変なんだと思う」と言っても、友人「そんな事はない、いつも楽しそうにしてるじゃない。」と…
この部分だけは、嫌なんだよね
いつも自分と人を比較して…
悪気はないんだろうけど、私も「よく、こんなにまとめられますね。頭が良いから文章を思いつけるんだよね。すごい、私なんて駄目。なんで、そんなに頭が良いの?頭良いですよね!私なんて、とてもとても」
この長いフレーズを何回も言われます。
これ、聞かされるたびにウンザリします
今回、友人を手伝って分かった事は…
社労士に頼むのに申立書に書く事をまとめる事にハードルが高い人がいる。→人の申立書を見せてもらっても、何を伝えたら良いか分からない。
スムーズに会話が出来る人でも、そうゆう人がいるのだなと。