本人と支援者の話し合いと言うけれど
障害者が大人になると、支援者と本人の話し合いなので保護者は遠慮して下さいという場面が多いですが…
それは、本人の発信力のスキルがあっての話なんだなぁ〜とつくづく思います。
発信力のスキルがある凸凹さんは、良いと思うけど発信力の弱い凸凹さんは時に保護者の支援が必要に思います。
それは何故か?
息子はヒアリングしないと自分の意見を言わないし…父親でさえ、本心を話さない。
医師、支援員、B型職員には良いことしか話さない場面が多いし話が噛み合わない事があります。
ヒアリングで頭の中を整理する
B型作業所職員より連絡がありました。
【最近、午後になり集中力が切れる日が続いています。本人に聞いても原因が分からないと言われたので、時間を短くしました。】というものでした。
息子に聞くと、頭の中がグチャグチャという事でした。
苦手な仕事はないか?
その苦手な仕事で辛い作業はないか?
〇〇したら、出来そうか?
細かくヒアリングして行きました。
そして、解決策を考えて息子に提供。
話し合ってB型職員に伝える事をメモ。
本人の了解を得て、プリントアウト
B型職員に伝えたようです。
息子の要望が全て通った訳ではなく
職場側の意見を聞いて、話し合ったようです。苦手な仕事は少なくする事は出来ないらしく、疲れたら早めに帰って良いという事になったそうです。
スピードアップも出来そうと思う内容の物だけにして、苦手な作業はスピードではなく正確さだけで良いとなりました。
前の職場では、そういう歩み寄りの話し合いがなかったので、これが職場と相談する事だという経験をしました。
就活する前の学び
就活に入る前に、就職したら有り得るだろう事を、B型にいるうちに経験して学んで欲しいと思います。
親だけど、支援者として胸を張って、支援していきます。
息子の難しい所は、初めての人に緊張してしまう。人に嫌われたくなくて良いことしか言わない。
私には、本心を言いますが…
他の人には、格好つけてしまうのが、まだまだ抜けません。
それを知っている担当医から、「これからも頭の中を整理する手助けをしてあげて下さい。」と言われました。
担当医に言ってもらえたので、「保護者は、ちょっと。」と言われたら…「担当医に言われてますので、何か困った事があったら連絡して下さい」と堂々と見守り支援が出来ると思いました。
保護者という名の支援者ですかね。
早く私のように、自分の意見を言える支援者に出会って欲しいとは思いますが…それまで堂々と見守り支援して行きまーす♪