​過去の記録作成の手伝い



友人当事者が、社労士に相談しに行ったら、申立書に書く内容を纏めてきて欲しいと言われたそうです。

思い出しながら書いているとフラッシュバックが酷くて落ち込みが酷く、眠れてないというので、文章を書く手伝いをしてきました。

「頑張って、少し書いてきた」という文章を見せてもらいましたが…大変な環境の中、頑張って生きてきたのは分かるのだけれど…障碍に関係ない辛い事がズラズラと書いてありました。

「これ、書くの辛かったよね。一生懸命書いたのは分かるんだけど…これじゃ、通らないと思う。自分の事を書かないと。家族の様子とか、学校の対応とか障害には関係ないから。」

「年金事務所は、どうゆう症状があって、どんな風に困っていたかという審査する情報が欲しいんだと思う。これ、定型発達の人でも起こりうる事だし障害には関係ない事だよ。」

そして、「この時は、困った事なかった?例えば…だったとか?〇〇出来なくて困ったとか?」

ヒアリングしながら、文章作成をしていきました。



1日では、終わらなかったので後日、文章作成を手伝う事になりました。

友人が言うには、社労士もネットも具体的に教えてくれないので、分からないまま文章作成をしてきた。助けてもらって良かった。1人じゃ仕上げられなかった。

…と言われました。

箇条書きとか ポイントを掴んでとかが出来ないんだそうです。

「障害について書くとは、こういう事なのね。」と言ってました。

社労士には、ただ「子供の頃からのことをまとめて来てください」と言われただけだそうです。彼女の文章は家族家族が、こういう行動をとったので悲しかった・学校で、こうゆう環境だったので辛かったという心情がズラズラ書いてあるだけでした。

定型の子でも、それは起こりえるもの。


凸凹友人が、社労士に伝えるための文章作成を手伝って思ったのが…

暗黙の了解で生活している社労士は、いくら成れているとはいえ…暗黙の了解で伝えてしまうのかも知れない。そう思いました。

彼女は、息子が羨ましいと言います。
母親が障害年金申請を代理でしてくれたからだそうです。

発達障害は、障害年金が通りにくいと聞きますが、全てではないけど…

友人の様に、障害と関係ない事を書いてしまう人もいるんだろうな。

そう、思いました。

来週、また文章作成をお手伝いします。

報酬は、ランチと交通費。