大人の凸凹が学生時代を振り返って
自治体の支援者懇談会に招待されて参加してきました。
意見を求められたので、成人した息子を見て振り返って見てと発言をしました。
企業面接で,配慮事項のほかに特性に対してどんな工夫をしているかを聞かれます。
その時に、自分なりに工夫をして生活をしていれば問題ないと思いますが…
学校生活時代に、この工夫はダメ、あの工夫もダメと禁止されて育ち、社会に出る時にいきなり「どんな工夫をしてますか?」と言われたら戸惑う人も居ると思います。
そこで言葉を止めました。
私としては、「こんな意見がありました。」と持ち帰ってくれただけで意味があると思ったからです。
そういう意味ではないのに…残念
その意見を聞いていたスクールカウンセラー。「私たちは、学校に雇われて傾聴したり繋がれる場所を提供するだけです。それはスクールカウンセラーの仕事ではありません」と反応されました。そして、どんなにスクールカウンセラーが忙しいかを話し始めました。
もちろん、スクールカウンセラーの仕事ではないのは知ってます。
ここで出た意見を持ち帰って、学校に報告してくれたら良いな。
その意見をどうするかは、校長先生なんだろうなとも思っての発言。
啓発の意味でした。
他のお母さん方に「どうにかしてください」と言われる事が多いのかな?そう思いましたが…持ち帰ってくれないだろうなと残念でした。
医師には通じたかも知れません
その話題は、そこでストップしてしまいましたが…
ある医師からこんなコメントがありました。
「子ども時代がとても大切です。本当に大切です。出来るだけ小さな頃から気をつけて育てて欲しい。対応が難しいと大きくなってから相談に来られる方がいるんですが…既に学校や親の前では柄に閉じこもってしまってるんです。私の前では問題なく何でも話してくれますので…年齢的にグループホームに入れる方は、探して入居してもらうんです。どうにもならないと駆け込まれても、医師だって難しい。これは本当にお願いしたい。」
人間不信になってしまっている患者さんが親に連れられて来るケースが増えていると情報提供してくれました。
将来、どんな地域になってて欲しいか
10年後、どんな地域になっていて欲しいかの懇談会でした。小学生のお母さんもいたので…今はデジタル化が進んでいますので、会社でもリモートが進んでます。学校も、登校できる生徒は登校して、難しい子はzoomやチャットなどを使って参加できる授業のやり方を選べる学校になっているといいなと思いますと発言しました。
「…」
私は、何故かスクールカウンセラーに反感をかったみたいです。
「そんなの、子どもは1時間他の生徒の授業している姿を画面で見続けるのは退屈で出来るとは思いません!ましてや、そんな機材を買うお金なんてどこにあるんですか?」
「そうですか。難しいですね。」と返答しましたが、内心ビックリしてました。
教室で授業を受けてる子だって退屈してる子は退屈してますし、それは教師次第なのではと…
学校運営費だって未来の理想を語り合う場なのですから…
スクールカウンセラーが授業の心配や資金繰りの心配するのだなと驚きました。
意見を聞いてもらえただけでも◯
まとめて他のテーブルの人たちに発表しましたが…上記の話題は発表されませんでした。
それでも、グループにいた9人に意見を聞いてもらえた事は良かったと思います。
それを持ち帰ってどう消化するかしないかは各人の自由。
ただ、医師が2人いたので教育現場を知ってもらえたのは良かったかもと思っています。