大人の凸凹さん保護者の悩み
先日、大人の凸凹さんの親の集まりがあり参加してきました。今回が初めての参加。
そこには、発達障害というものが知られてない時に子育てをして来た親&定型と思って育ててきて年齢が上がって発達凸凹だったと判明した保護者さん等いらっしゃいました。
お子さんの年齢も18〜46歳とさまざま。
まだ、10代20代と若くて親の意見を聞いてくれる年齢なら良いのですが…30歳を超えると、そうも行かずに難しいようです。
職場で上手く行かずに二次障害を起こして、その二次障害の治療をして行くウチに実は発達凸凹がありますと判明するようです。
年齢が上がって行くと、本人が「今更、働いたって…」とか「大学卒なので、年収が〇〇円以上の職場でないと働けない。」「老後2000万円必要なので、年収〇〇円の職場じゃないと駄目」…と、本人が就活しなかったり働く意欲を持たないという悩み。
毎日、ケンカして家の壁に穴を開けられ、警察を呼んで止めてもらった。親は年金暮らしなので、体力的にも金銭的にもキツく緊急性が高いと医師にグループホームを利用するように意見書を書いてもらったなどなど…
保護者が75歳を超えてるという事は、発達凸凹がメジャーではない時代。息子は幼少期から療育を受けてきたけど…療育さえも知らない保護者さんが多かった気がします。
子どもに障害があると分かったら市役所の障害福祉課で相談って事も知らない人もいました。
そういう状況なので、就労移行支援も就労継続支援も知りません。
受け入れられないのか?プライドなのか?
息子は、5歳の時に診断が出てますので…それなりに知識はあります。後輩ママさん達の中にも知識豊富な人がいると思います。年齢関係なく、先輩ママ・後輩ママ関係なく親の会に足を運んで話をしてみれば良いのにと思いますが…
今まで、何人かの大人の凸凹さんママに会って何回か耳にした言葉…「今更、何が出来るの?」です。子どもが成人したって、何歳からだって支援は出来るし必要だと思うのですが…
プライドなのか?話が合わないと思うのか?
地域の事は地域の人が1番分かってると思うので、後輩ママかも知れないけど凸凹さんの勉強に限っては先輩ママの話を聞きに親の会に行けば良いのになぁって思いました。
年齢からなのか?その方の性格なのか?
「ウチもそうでしたよ。そんな事で悩まない!悩まない!」と言ってる方がいて…
悩みを打ち明けた方は目がうるうる…
すかさず、「分からないなら、教えてあげたら良いと思います。言葉で伝わりにくい場合は絵を描いたりして…」「今日、こんな話を聞いてきたよ。と話して反応がなくても頭の片隅に記憶として残してもらうだけでも良いんじゃないかと思います。」とフォロー。その話を聞いて笑みを浮かべてくれたのでホッとしました。
これは、しょうがない事なのかも知れませんが、
こんなに緊急性のある方が多いなら、グループホームの空きが出ても回ってこないのではないかと…5年、10年待ちだと聞いて焦ってます。
緊急事態になる前に、息子をグループホームに入れたいと思ってるのだけれど…どこでも良いって訳には行かないので…来年には動かないと30歳になる前に入れないかも知れないと焦ります。
20代なので通過型で生活しつつ滞在型を探すが良いのかなぁ。