ドラマ「リエゾン」2回目を見た感想



​前回は「うーんどうかな?」と思う場面がありましたが、今回は「チーン」とする場面と、「それ、違うと思う」という場面がありました。

ここから、ネタバレになりますので、ストーリーを知りたくない方はスルーしてください。



「チーンショボーン」の場面

研修医がお父さんに凸凹ちゃんの気持ちを伝える場面。彼女は父親に「お父さんと一緒にいたくないそうです」と伝えましたが、これ…これだけを伝えてしまうのびっくり確かに、そうは言ったけど…その前を伝えるか?伝えないかで意味合いが変わってくるのにショボーンショボーンショボーンと思いました。


女の子が、研修医に伝えた言葉は「学校に行きたい。でも学校に行ったらお父さん死んじゃう。毎日、「死ぬ」って言うから…もう、誰も死んじゃうの嫌。でも、お父さんと一緒にいたくない」


これ…大好きなお父さんに毎日「死んじゃう」って言われてもう聞きたくない。限界って事なんじゃないかと思うんです。「死んじゃう」って言って元気のないお父さんを受け入れられてないだけ。


「…だからお父さんと一緒にいたくないそうです。」→ 今の「死んじゃう」って言うお父さんと一緒にいたくない。元気で明るいお父さんなら一緒にいたい。


「お父さんと一緒にいたくないそうです。」

お父さんなんて大っ嫌い。一緒にいたくない。


…と伝えるのでは、父親の受け止め方が違うのではないかと思います。


お父さん「娘をお願いします。」と言って頭を下げてだけど…その後の彼が心配。研修医さん、女の子と父親を離すのは父親が心配だと言ってたのに…


父親が最後に娘をお願いしますって頭を下げたけど…2人とも特性で言葉通りに受け止めてしまったのか?


・言葉通りに娘をお願いして、父親が治療に専念する場合もあります。


・娘に嫌われたのがショックで、失望し遠くに行ってしまうor死んでしまうなど、娘と2度と会わない決心をしだから出た言葉の可能性もあるのではないかと思いました。言える事は…お父さんの鬱が悪化する可能性があるという事。鬱のお父さん、娘が生きがいのお父さんが…娘が「一緒にいたくない」と言ってるなんて言葉を聞いたら…お父さんのその後が描かれてないので…とても心配です。



それは、違うと思います。
努力しずきて、頑張りすぎて二次障害になる人もいるんです。

さやま先生が、研修医に伝えた言葉「大丈夫です。努力次第で改善できます。」

これ、環境が整っていて,理解者に囲まれて話です。学校でも職場でも理解されずに、努力!努力!と言われて不登校や二次障害になってしまった人は少なくありません。知識のない凸凹ちゃんの親や教師など関係者が見たら「あの子,努力が足りないんだ。」と捉えられないか?ご本人さんが自分の努力が足りないんだとキャパオーバーになってしまわないか心配になってしまいました。



TVドラマ「リエゾン」放送1回目も2回目もブチブチ言ってる自分が嫌ですが…歪んで理解される嫌なので、投稿しています。