​ドラマ「リエゾン」の感想


発達凸凹ちゃんの保護者が、どのくらい大変な育児をしているかの啓発をする目的だったらOKなのかも知れない。第1回目は、そう思いました。


「うーん、どうなんだろう?」と思ったものは…


ADHDの女性と思われる診療所に来たリックを背負った女性が…凸凹女の子ちゃんを抱きしめて「いい子」って…


彼女は、暗黙の了解が分かるのかなぁ?

「いい子」ってアバウトすぎて、何が良い子?どこが良い子?って暗黙の了解分からない凸凹さんが使う言葉なのかな?と思いながら見てました。


また、それを見ていたお母さんの気持ち。その日に会ったばかりの人に娘が「いい子」って抱きしめられている。それをしたいのに出来ないで苦しんでいるママなのでは無いかと…思った。

何年も一緒に暮らしてる私よりも、今日、数時間だけ会っただけで娘の良いところを見つけられたんだ…って、私だったら落ち込んでしまうなとショボーンショボーンショボーン


診療所も、多動の子が集まるのに鍵をかけたり脱走の予防してないんだ。


男の子が描いてる絵がプロ並みに上手かったけど…凸凹っ子のお母さんの中には我が子は、これといって他の人より優れたものがないと悩んでいる人にも何人か出会って来た。そういう保護者もドラマ観てるかもそれないのに…


発達凸凹は、何か1つ優れてるものがあると勘違いして認識している人にも出会った。


知的障害を持っている凸凹っ子は、この先出てくるだろうか?


息子が就活して分かった事…世の中の多くの人が、発達凸凹は知的重度と知的障害を伴わない2種だと思っている。息子は、軽度知的障害と発達凸凹。求人で、発達障害と書いてあるので応募したいと連絡すると知的障害を持っている人は対象外と断わられ続けてきた。発達障害=知的障害を持ってないと思っている人が多い。知的障害を兼ねてる凸凹と伝えると幼稚園児のように接してくる方が多くて息子の自尊心が傷つけられパニックになる事もあった。


発達凸凹には、知的重度から中度、軽度、知的障害を持たないまで…いろいろって啓発してくれるドラマだと良いなと…


第1回目は、医師、研修医、絵の上手い男の子、多動の女の子…みんな知的障害を持っていないように見えた。このまま、知的障害を持つ子どもが出てこなかったら、ますます発達障害=知的障害を持たない人って認識が広がりそうで…嫌だな。そうでないと良いなと思っています。