月に帰って、もう8年になるんだね
【うさこ】との出会いは、私が呼ばれた?と思いました。買い物をしにスーパーへ行き、バックを覗くと財布が無い
「あ〜」と思いながら自宅に向かって歩いてる途中の道路の上に【うさこ】は座ってました。自転車を引いてる女性が「あっ兎がいる〜」と大きな声で言うので気が付きました。最初はぬいぐるみかと思いましたが鼻がヒクヒク動いてます。本物のうさぎだぁ〜
なぜ、道路の上に?小学校から逃げて来たのかな〜なんて思いながらながめていました。こんなところに座っていたら車に引かれちゃうよ
てっきり、自転車をひいた女性が連れて帰ると思いきや、自転車をこいで行ってしまいました。「えっええ〜。このままだと危ないじゃん。カラスもいるし車道だよ〜」しょうがないので…主人に怒られないかなとドキドキしながら連れて帰りました。
どうしたら、良いのか分からなかったので…とりあえず新聞紙を引いて洗濯カゴに入ってもらいました。その時、主人が「この子、怪我してるよ!」と。あちこち傷だらけなのでした。病院の閉まっている時間なので…その日は様子を見ることにしました
翌日、近所の獣医に電話をしまくりましたが「犬や猫は診れるけど、兎は分からない」と断られ続け悲しい気持ちで入ったペットショップの店員さんに、ウサギを診てくれる獣医を紹介してもらいタクシーを飛ばしました。
たぶん生後1か月くらいではないかと獣医さん。ただ、こんなに小さなウサギさんは初めてということでした。傷を診てもらったら膿瘍という皮膚疾患。この子の若さに賭けようということになり…お薬をもらって帰って来ました。
毎日、体重を計った後は薬タイム。嫌がらずにスムーズに飲んでくれます。食欲もあり…膿瘍はすっかり完治しました。これには獣医も驚いた様です。
トイレは、自然に覚えてくれました。
ウサギって、こんなにウンチするんだと驚いた
まだ傷が治ってない時の写真です。前足のお腹のところに膿瘍がありました。
動物に興味がなかった息子ですが…この通り可愛がってました。
こんなに大きくなり、この頃は月1健康診断に獣医に行く程度
美人さんです。
部屋んぽではなくて、木のサークルを和室に組み立てて、その中を自由に動き回らせてました(1時間)。これは、自分の顔で隙間の大きさを計ってます。木枠をカリカリかじって自分が脱走できる大きさにして飛び出しました
この頃は、お水を飲まなくなっていました。ウンチも小さいのが数える程度。獣医さんも「どうしたの〜」と
お水が飲めなかったので…野菜バイキングをしたり、ペレットや牧草を置いてみたり…いろいろ試しましたが…お月さまへ帰ってしまいました。治療なしの期間は2か月くらいでした。ずっと病院通い。でも…半年でお別れ
お墓は、合同墓地にしました。ワンちゃんネコちゃんで怖いかなと思ったんですが…早く土に帰れば、その分早く生まれ変わると思って。また、小さいので迷子にならない様にお兄ちゃんお姉ちゃんが連れて行ってくれるかなと…
ママもパパもうさこは今頃、生まれ変わって幸せに生活してると信じてます。
ママは、すっかりウサギ叔母さんになり、ウサギカフェに行ってはニンマリしてます。
パパは、もう二度と悲しいお別れはしたくないと、動物関係を拒否しています。YouTubeやテレビを観るくらいかな?