​息子…高卒→専門学校へ


高校を卒業した息子は、専門学校の情報ビジネス科へ進学しました。入学手続き完了後、入学式の前に担任の先生へご挨拶。息子の特性と対処法などお話をして、アドレス交換をしてきました。この学校は、海外から留学してる生徒がチラホラ。息子のクラス20人に対して4人はアジア系の外国籍。あちらの大学を卒業後、日本語学校に通いながらとか、バイトして日本語を学びながらとかいうクラスメイトもいました。


文化の違う国の人を相手に教えているからでしょうか?困りごとの連絡はありましたが…無茶振りを言われることはなかったです。事務手続きが1人では出来なそうだと思うと他の学生に手伝ってあげるようにと頼んでくれたり、タイミングが分からなそうだなと思ったので事務所に行く時は一緒に行くように促してくれたり…


授業での課題提出→できる所。やりたくない問題は飛ばして提出→直らない。と連絡をもらった時は、私が課題の最終チェックをして、担任に連絡を入れる事にしました。これで、課題の提出漏れは無くなりました。


教師が、そういう風に接してくれてたからでしょうか?息子の事を気にかけてくれるクラスメイトが何名かいたようです。

文化祭のわたあめ作り、何回やっても全て✖︎。息子を責めるわけではなく…こっちの方が向いてるかもとチラシ配り係に変更したりしてたそうです。全てのクラスメイトが、そうではなく…受け入れられない学生は息子に関わってなかったようです。これは周りの学生たちの成長なのだなぁ〜と感じました。プレゼンの発表もチーム毎。息子はPowerPointの機会操作係をしたり、原稿を書いてくれる人がいて、その通りに発表してました。それが何と,賞をとり記念品を貰って帰宅した事もありました。


それでも、全てOKというわけではなく、相談無しの教師側だけの良かれと思ったら支援もありました。卒業条件は、資格取得でした。他の子が1ヶ月で取得した資格を息子は3ヶ月かかってしまいました。それも、その資格取得のための授業は前期のみ。後期は違う資格の勉強です。分かりやすい様に、前期で取得しなければいけない資格をA。後期で取らなければいけない資格をBと記します。

前期でAを取れなかった息子は、みんながBの勉強をしている中、クラスで1人だけAの勉強をしてました。その連絡はなかったです。息子が、自分1人だけ違う勉強をさせられてると落ち込んでたので問い合わせて発覚した事でした。(1人だけ、違う事をするのはすごく嫌だったらしいです)。息子にも説明はなかったようです。落ち込んでるので、みんなと同じ内容の授業をして欲しいとお願いしましたが、もうスタートしてるので、今から始めても授業内容に追いついていけないと…そのままAの学習をしました。息子は、Bの授業の授業が終わる前に(年間)Aの資格を取得。取得後はBの授業を聞いていてもちんぷんかんぷんなので、タイピング練習をしていたそうです。


2年生になり、Bの授業がないので補習でBの勉強を教えてもらいましたが…結局、合格点を演習問題の結果で出してるのでOKと、資格に挑戦させてもらえずに卒業しました。(資格取得試験は学校で行ってました)。


2年になると就活が始まります。ワーキングメモリーの弱い息子は、勉強と就活の両立が難しい。頭の中が混乱してしまうという事らしいので(本人が言ってました)専門学校では卒業だけを目指しました。その時に、担任には卒業後、就労移行支援事業所に行く事を早い段階で知らせていました。