本日の御書です。

「今は又末法に入つて二百余歳、過去現在に法華経の種を殖えたりし人人も、やうやくつきはてぬ、又種をうへたる人人は少少あるらめども世間の大悪人、出生の謗法の者数をしらず国に充満せり」

(P525小乗大乗分別抄)


正法・像法時代までの人々は、過去世に法華経の種を植えられているので、爾前経などを縁として成仏することができました。しかし、末法時代は、法華経の種を植えられた人々は尽き果て、大悪人・謗法の者が国に充満していると仰せです。したがって、現在は、何もしなければ、悪い方向へと流されていくのは当然です。常に題目をあげて行動していかなければいけませんね。
今朝も朗々と題目を唱えて、気持ち良く出発していきましょう。