本日の御書です。

「願くは我を損ずる国主等をば最初に之を導かん、我を扶くる弟子等をば釈尊に之を申さん、我を生める父母等には未だ死せざる已前に此の大善を進めん」(P509顕仏未来記)


大聖人に縁するすべての人々を成仏の軌道に導きたいとの心情を述べられます。特に大聖人に対して迫害を繰り返してきた国主等を最初に導きたいとの仰せには、大聖人の大境涯を感じることができます。
自分の周りで信心に反対する人がいるからこそ、「なにくそ!」という思いで、奮起できた方も多いかと思います。そういう意味では、「我を損ずる人」にこそ感謝すべきかも知れません。