画像無しの猫ブログです。

 

今日、夫とファミレスに行ってランチをしたのですが、その時の話題が猫のピーちゃんのこと。

 

たぶん近くで捨てられた子猫。

自分から我が家を選んでやって来てくれた猫。

 

借家だったので、最初は良い顔で許せなった私は、

「縁側を貸すぐらいだったらいいわ。」

「夜は玄関までだったらいいわ。」とか言っていたのよね。

 

猫なのに、「いいわ」と言っていた所までしか入ってこなかった・・・・・。

今思うと、本当に賢い猫だったのね。

 

縁側にご飯を出しておいてあげたわけじゃないし、トイレを作ってあげたわけでもなかったのに、昼間の勝手なお散歩を終えると、よいしょってな感じで塀を乗り越えて顔を出し、またうちにやって来ようとしたのだよね。

その時たまたまそこに立っていた私と目が合って、

ピーちゃんは、はっきり「あっ、ヤバイ」って顔をして動きが止まったの。

 

子猫が家にやって来て、テンション高く舞い上がった子供二人と夫とは違って、一人嫌そうな顔をしていたのを、この猫は見ていたのだなと思ったのよ。そんなことあるわけないって思う ?

 

でも私、その猫の「あっ、ヤバイ」って顔を見たら、胸がキューンとなったの。

だってまるで、子供みたいじゃい。

それで、「いいよ。おいで。」って言ったらさ、その猫はまたよいしょよいしょと塀をよじ登って、私の所にやって来たのよ。

 

そしてまた、私は玄関のドアを開けて

「どうぞ。」と言ったら入って来たの。

 

その時からピーちゃんはうちの家族。

 

そしてたった一年でー。

 

 

思わず、おうどんを食べながら、涙が出そうになった。

生きていたら25歳以上・・・・

 

それでもね、忘れられないのものなのよね。

 

またいつかピーちゃんのお話を聞いてね。

 

本当の名前は「ピピ」。小鳥さんの名前みたいだねってよく言われたんだ。