~ 別館・拍手キリ番リクエスト♡SS
イチャコラは別館アメ限の予定ですLOVE



「じゃ、ユノ行って来ます♪」

「あぁ..」



大きなボストンバッグを持って、今にも躍りだしそうな感じで玄関に急ぐチャンミンをソファに座ったままあえてそっけなく見送った..


俺の横をすり抜けて、モモとドフンがチャンミンを追いかけて..
「「ママ~~♪
ギュッたんとミノお兄ちゃんによろしくですぅ~~♪♪」」

「はい、はい♪
今日はパパにいっぱい遊んでもらってね♪」

「「は~~い♪」


『ギュッたんて何だよ‼..
よろしくって何だよ‼..
行って来ますのキスはないのかよ‼


「パパ~..」

「ん?..」

「ママ、行っちゃったです..」

「そうだな..」

「パパ~..」

「なんだ!」


「パパ、ママとケンカしたですか?」

「ケンカしてないよ..」


「ママ..
なんか淋しそうでした..」


モモの一言で俺は、読んでいた雑誌を放り投げてチャンミンを追いかけた..


エレベーターが閉まる瞬間、チャンミンを押すように二人で中に滑り込みチャンミンを壁に押し付けて唇を重ねた..

「ん..ん..あっ..ん..
漏れる息..


エレベーター内、カメラの死角は分かっている..


角度を変えて何度も重ねる唇..
チャンミンの手からボストンバッグが落ちた..
チャンミンの手が俺の背中に回ったタイミングで唇を離してチャンミンも離す..

《チン♪》
計った通りにエレベーターは目的階に付く..


潤む瞳で睨むチャンミン..
半端に火が付いた体を突き放す..
そう..
わざとだ..

「早く行け..
マネヒョンが待ってる..」


「うん..」



分かってる..
お前が、一生懸命なのは..
毎回、事務所からの要望に応えるお前たち..
どうしても、チームが分かれる俺たち..
俺だって、明日はダンスメンバーとの打ち合わせがある..
SMTは事務所あげてのお祭りだ..
でも..
心がついていかないんだ..
お前が俺のいない所で笑うのが..
楽しそうなのが..
嫌なんだ..
まるで子供だと笑ってくれ..

嫌なものは嫌なんだ..




チャンミンを見送り、マンションの部屋に戻った..
モモとドフンはテレビを見てお利口にしていた..


「モモ 、ドフン♪」


「「あっ♪♪パパ~~♪♪」」

駆け寄る子供たちを抱き締める..
チャンミンと俺の大切な愛しい存在..
チャンミンが、俺だけだって事は分かってるんだ..

分かってる..

だけど..


「モモ、ドフン..
今日は、パパとママの事務所に行って、
ママのお仕事の応援するか?♪」

「「うん♪行く、♪♪応援する♪♪」」


   

                    続く..♡








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