━前回のあらすじ━
アナザーカナヤによって違う世界に飛ばされたカナヤとガオーダッシュは、ダークカブトと名乗る謎のライダーに出会う。彼はこの世界の人間を片っ端から倒してきたと言い放ち、カナヤにも襲い掛かる。
ダークカブトの素早い動きに手も足も出ないカナヤとガオーダッシュの前に、赤いドレスを来た美少女が現れた。










ダークカブト「仲間が来るまで相手になる…か。俺もナメられたものだ。じゃあその前にお前を倒すとしよう」

ネロ「できるものならな!うむ!」






《クロックアップ!》

























ダークカブト「フン…」










ダークカブト「所詮、この程度か…。ガッカリだ」






ピクッ






ゴォォォッ!!

ダークカブト「!?」





ダークカブト(何が起きた、一体…?)

ネロ「………」





ネロ「今だ!!」











ボガァァァンッ!!!!!

ダークカブト「ぐあぁぁッ!!」















ダークカブト「あいつ、人間じゃない…?」

カナヤ「しゃあ!!チャージ満タン!!」





カナヤ「ライトニングパンチッ!!」

ボゴォッ!!










ダークカブト「次から次へと…俺をコケにするつもりか…!」

カナヤ「油断する方が悪いだろ!さっさと気付け!」

ネロ「見事なパンチだったぞ!うむ!」

???「ワ~イルド🎵」





ダークカブト「あ~あ、もう…やる気なくしたぜ…。今日のところはこれで引き上げる。次会うときは絶対に倒してやるからな…」

カナヤ「へっ!その時も相手になってやるぜ!」











ヒュゥゥンッ!

カナヤ「消えた!」

ネロ「うむ…」

???「アメイジングね!」










ネロ「ところでお主、怪我はないか?うむ!」

カナヤ「あぁ、特には」

ガオーD「あの感じなら問題なさそうだ」

???「ピンピンしてるわね🎵」

ネロ「ならよかった。うむ」





カナヤ「ごめん…いまいち状況が掴めてないんだけど。君は誰?」

ネロ「余はネロ・クラウディウス。別名赤セイバーとも言うな。うむ!」

カナヤ「ネロか…。さっきはありがとう!おかげで命拾いした」

ネロ「礼には及ばんぞ。余は当然の事をしたまでだ。うむ!」

ガオーD(お尻半分見えてるが大丈夫なのか…?)










カナヤ「改めて自己紹介させてもらうよ。俺はカナヤ。信じてもらえないとは思うけど、こことは別の世界から来たんだ。訳あって…」

ネロ「カナヤと言うんだな。うむ!余は信じるぞ。嘘つくような人には見えんからな!」

???「私はアイオワ。よろしくデ~ス🎵」

ガオーD「俺はガオーダッシュ。訳あってこの姿になっている」





カナヤ「今まで信じてた人が実はスパイで、そのもう一人の仲間の手によって俺とガオーはここへ飛ばされた。何としても早く元の世界に戻らないと…」

ネロ「うむ…」





ネロ「…カナヤよ。これは余のわがままなんだが当分の間、ここで暮らしてはみぬか?うむ」

カナヤ「え、それ本当?」

ネロ「もちろんだ。カナヤをここへ飛ばしたのはアナザーカナヤとジャンヌオルタだろ?すまんが、余達にはカナヤを元の世界へ返す手段がない。それはあやつらにしか分からぬ。余に出来る事は、カナヤ達の住む場所を提供する事と鍛える事くらいだ。うむ!」

カナヤ「ネロ…」





アイオワ「ワタシは別に構わないデ~ス🎵むしろ大歓迎ネ!」

ガオーD「ネロの言う通りかもしれないな。今の俺達には方法がない。しばらくはここで世話になるのもありだな」

カナヤ「ガオー…」





ネロ「どうするカナヤ?うむ!」

カナヤ「ネロがそこまで言ってくれるならもちろん…」





カナヤ「ぜひよろしくお願いします!!」



第9話〖気合いと根性と努力と〗へ続く。