≡前回のあらすじ≡
任務を終え、鷹の羽団の拠点に帰還しようとしたアルトリアの背後に、スカルと名乗るライダーが現れた。彼はゼストロンの幹部の一人で、単独でこの別世界へとやって来ており、許可証を持たないアルトリアを不法侵入とし、銃を向ける。戦いは突然始まった───






ダァンッ!ダァンッ!

アルトリア「くっ…!」





スカル「嬢ちゃん、防いでばかりじゃ面白くないぜ…」











ダッ!










スカル「はあぁぁッ!!」

ドガァァッ!!

アルトリア「ぐうっ…!」











スタッ






ドキューン!ドキューン!

アルトリア「…!!」





アルトリア(ゼストロンの相手をしている暇はないのに…!けど、スカルを野放しにすれば、カナヤさんに危険が及ぶ…。どうすれば!)










スカル「…興ざめだ。今の嬢ちゃんからは闘志が全く感じられねぇ…。鷹の羽団とやらは腰抜け揃いなのか?」

アルトリア「そうですね。ほとんどが腰抜けみたいなものです。総長を除いては」

スカル「そうか…」






《スカル!マキシマムドライブ!》










スカル「じゃあ、ここで死んでもらうしかないな」

アルトリア「…!!」





スカル「総長に会ったら伝えといてやる。嬢ちゃんは、自らの罪を償うために命を落とし

???「おじさん、危なーいッ!!!!!」











ドゴォォッ!!

スカル「ぐはぁっ!!」











ドサッ!

アルトリア「…!?」





???「いたたた…。おもいっきり弁慶に当たったし…」

スカル「おい、てめぇ…」





スカル「どういうわけか説明してもらおうか?ハードボイルドに膝を直撃させた理由をな…」

???「すいません、一応警告はしたんですが…」

スカル「聞こえると思うか?」

???「それはその…」





???「申し訳ございませんでした!」

アルトリア「………」





アルトリア(正直者だな…)



KBH.10❮お前を騙せるのはただ一人❯ ヘ続く。