カナヤ「久しぶりにクエスト行ったから、何か疲れたなぁ…。部屋でゆっくり休むとするか…」

ゴースト「泊刑事に永夢先生~!これめっちゃ楽しいですね!」

カナヤ「タケル君…?」





ゴースト「ライドウォッチル○バ🎵」

エグゼイド「タケル君、これはル○バじゃないよ…」

ドライブ「はしゃぎすぎだ、タケル。もう少し静かにした方がいいぞ」

カナヤ「………」



カナヤ(ライドウォッチに、ライドしちゃってるよ…)





カナヤ「あんたら、何やってんの…?」

エグゼイド「カナヤか。見ての通り、ライドウォッチで遊んでるんだよ」

ドライブ「俺はタケルがはしゃいでるから、注意してたんだ」

ゴースト「ライドウォッチル○バ楽しいですよ~」

エグゼイド「だから、ル○バじゃないって…」

カナヤ「はぁ…」

※ライドウォッチは本来、こんな遊び方じゃありません。





ドライブ「ところで、このライドウォッチはカナヤが手に入れたのか?メインルームにポツンと置いてあったから…」

カナヤ「いや、俺じゃないよ…」

エグゼイド「カナヤじゃなかったら、セイバーさんか千歌ちゃん達って事かな?アーチャーは手に入れそうにないし…」

ドライブ「セイバーさんや千歌ちゃん達も手に入れないと思うけどな…」

カナヤ「鎧武かな?」

ゴースト「なんか、黒い服着た女の子が置いて行ったのを見ましたよ~…」



ドライブ「タケル、それは本当か?」

ゴースト「はい。まだこの拠点の中にいるかもしれませんよ~」

エグゼイド「タケル君。見たんなら話しかけて、置いていった理由ぐらい聞こうよ…」

ゴースト「すいませ~ん…」





ドライブ「カナヤ…。タケルはこんな調子だ。俺が一緒に探すのを手伝う」

エグゼイド「俺は、タケル君の様子を見てるよ。探してる途中でここへ来たら連絡する」

カナヤ「いや、探さなくても大丈夫だ」

ドライブ「えっ?」



カナヤ「置いて行った女の子の目星はついてるんで…。それに…」

ドライブ「??」

エグゼイド「??」



カナヤ「L〇NEで呼んだ方が早いから」

トン、トン



カナヤ「あと1分したら、ここに来るってさ」

ドライブ(はやいな、おい…)

エグゼイド(確実にゲームクリアだ…)



1分後─────






ザッ

???「さすがはマスター。やはり、王になる器ぞ…」






パッ





蘭子「祝え!レジェンドライダー達が、ライドウォッチにライドする瞬間を!」

バンッ!!





カナヤ「………」

ドライブ「………」

エグゼイド「………」

ゴースト「カイテン!オレ!」



蘭子(な、何よ…!この凍てつくような氷の視線は…!まるで私がスベってるみたいじゃない…。氷だけに…)





カナヤ「久しぶり、らんらん…」

蘭子「うぅ…マスター…」



蘭子「マスタ~っ…!!」

カナヤ「どうしたんだ!?らんらん…」

蘭子「会いたかったよ~、マスター!!うわぁぁぁ~んっ!!」

カナヤ「急に泣くなよ…。びっくりするだろ…」





ドライブ「なぁ、エグゼイド…」

エグゼイド「何ですか…?」



ドライブ「らんらんって、可愛いな…」

エグゼイド「俺もそう思いますけど、あなたには真姫ちゃんがいるじゃないですか…」

ドライブ「真姫はあんな風に、泣いて抱きついてなんかくれないぞ。それに、最近連絡取れないし…」

エグゼイド「新しい彼氏でも見つけたんだと思いますよ。泊さん、フラれましたね。ゲームオーバーです」

ドライブ「そうじゃない事を信じたい…」



ゴースト「やばい、酔ってきた…」



「ライドウォッチ②」へ続く。