弓を片付けていたら、オーナー先生に呼ばれて洗い場に行くと、小次郎君が馬装して繋がれていました。す、すみません、先生が馬装全部やってくれたみたいです
ありがとうございます
という事で、小次郎君の腹帯をキュッと締め直して、馬場に向かいます。小柄な小次郎君なので、いつもは台無しで跨るのですが、自分の体力に自信がないので台を使って跨ります。お腹がまん丸な小次郎君、オーナー先生が腹帯を何度も締め直してくださいました。鐙はいつもと同じ長さだった筈なのですが、少し短い
でも伸ばしたら長すぎるかもという微妙な長さ。私が少し痩せて太もものお肉が減った分、脚が下に伸びたのかもしれませんね。
丸馬場で常歩から速歩までした所で、流鏑馬走路に入ります。やる気に満ち満ちている小次郎君
生き生きとハミを取って躍動感に満ちています
速歩で2回走路を走ったら、次は駈歩。
待機馬場から走路に向かう時に、少しトントンとお腹を刺激しながら小次郎君の英気を引き出します。真っ直ぐ走路に向かって、ハミを少し強く引いて3歩後退させて、からフワッとハミを抜くと、出ました
小次郎君の駈歩
いい感じで走路を駆け抜けてくれましたが、3のマトを過ぎると速攻で減速
やっぱりそこはエコを貫く小次郎君なのでした
速歩に落とす指示を出してから減速して欲しいのに。。。慣れているから仕方ないですね〜
そんな感じで何度か良い感じの駈歩で走路を気持ち良く駆けていると、オーナー先生が「kiriさん、打ちたいよね
」と聞いてくれて
他の生徒さんが騎射をしない方だったので「どちらでも良いですよ〜」と返事をすると、弓を取ってきてくださいました。
この日馬友さんにお借りした弓は使わず、牧場の8kgの弓に私のツルを張った物を用意していたので、それをお借りしました。的を出すの、面倒じゃないかなと気にしていたら、「的はコーンで良いかい」と馬場にあったコーンを走路の反対側に倒して円錐形のお尻を走路に向けて「ここに打ち込んでご覧」っていう無理ゲーしかも遠い。走路から10mの距離です。普通流鏑馬では的は5m位の所に置きます。
小次郎、当てていくよ
コーンの横に立つ先生に当てようと企む小悪魔kiri😈
「頭？胴体？コーンを狙うなら下方射か」なんて事を考えていたら、左に外れてしまいました。オーナー先生は「早撃ちだよ！」っとアドバイス。いえいえ合ってるんですよ、先生を狙ったんですから
と言うと笑っていました。でも次の時はコーンから凄い離れた所に立っていたのは何故2走目も早撃ち
センセいないのに
「構えが早過ぎるから早撃ちするんだよ。もっと的に近くなってから構えてご覧」と言われて、3度目の正直で、小次郎をコントロールして、さっき構えた地点を通過してからゆっくりと構えて、通り過ぎる瞬間、後ろを振り向きながら、狙う訳ではなく的だけを見て
放(ほう)
ズバーーンドマンん中コーンの空洞部分にしっかり当たり、円錐のてっぺんまで矢が届いて、コーンが動いたほど
やったってか、何で当たったのか私にも分かりません先生も「凄いな」って喜んでくれました。いや、コレは先生の指導力のお陰だと思います狙ってないんですけど、タイミングとマトだけ見ていただけなんです。先生に当てようとか、邪心がなかったのが良かったのかな。「8kgの弓で10mクリアだね」と言って貰えました
気分の良い所でこの日のレッスンは終了締めに、お外にお散歩に行きました。小次郎君は熊笹が好きで、生えている小川の方に行きたがるので、それを止めるのが大変
川に落ちそうなくらい攻めるんですよそれでも茂みを狙って行くので虫はいるし、ひっつき草はいっぱい生えているし。。。。もう〜小次郎〜
でも可愛いから許す😍
帰路は小次郎君先頭で帰ります
「オトコ小次郎、先導します」
と叫んで先導。小次郎君は小さいけどいざとなったら勇敢なんだそうです。(いざっていつだろう？)先導はね、結構緊張します。前から車が来ないか、カーブミラーを見ながら、そして道草をしないように草が届かない距離で、でも道のど真ん中を歩かないようにして、マンホールは避けて、後ろはきちんと付いてきているか、速度は適正か？。。。などなど。後ろをヤマト君が付いていたので、「ヤマトと小次郎は群れの順位どっちが上ですかあ」とか無駄話をしながらヤマトも小次郎も順位争いはしない平和主義者なので不明だそうです。でもヤマト君は平和主義者なので、喧嘩になったら譲るタイプだろうなあ、との事でした。面白いですね〜
牧場に帰ってきて、足を洗ってブラシをかけたら(ひっつき草がいっぱいついてました〜)、お部屋に戻します。お礼に良い子良い子したら顔を擦り付けてきた可愛い小次郎君今日もありがとう
まだ少し時間があったので、ポニーちゃんで午前中使わなかったモモちゃんとココちゃんをお散歩に連れ出しました。囲いのある場所でオヤツタイムだったので放牧したら、モモちゃんダッシュで坂の上の熊笹をモグモグ。10分くらい経った所で「帰るよ〜」と無口を持って近寄ると、何とダッシュして逃げよった以前それやって脚を痛めたと聞いていたので、深追いはしないでいましたが、スタッフが華麗にキャッチしてくださいました。帰路はご機嫌で良い子さんにしていました。ココちゃんを連れていた生徒さんは大変そうでした。ココちゃん、難しい子なんですよ。モモちゃんも激し目な子のはずですが、この日は良い子でした
朝からポニーちゃんと遊んで、サクラちゃんで馬場をやって、弓の試し引きをして、小次郎で流鏑馬をして、またポニーちゃんで遊んで、と盛りだくさんな1日でした。翌日、というか帰り道でしっかり筋肉痛が来ましたが楽しい1日でした
ポニーちゃん、サクラちゃん、小次郎君、オーナー先生、馬友さん、スタッフの方々、本当にありがとうございました流鏑馬したのは、4ヶ月ぶりでしたが、小さい的にしっかり当てられて、気分爽快でした🎯
まだ年内は治療が続きますが、気分転換も兼ねて、また遊びに来たいと思います
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