2021年6月25日(金) 15:30
愛しの咲苗ちゃんとの馬上武芸のレッスンを終えて、オマケでやって頂いた流鏑馬走路レッスン。検定会に出る予定の黒曜君を先輩と乗り替わって練習します。
先輩、綺麗に乗って、見事にマトを撃ち抜きます。
上手だなあ〜格好良いなあ〜
ってか2人目の私のプレッシャーが
最初おっとり走っていた黒曜君も徐々にノリノリになって行き、スピードも上がります。イケイケ黒曜君が出来上がったところで、乗り替わり。
最初の2走は、弓を上にあげた時(打起こしと言います)に木の枝に引っ掛かってしまったのもあり、ホームラン3走目から徐々に当たり出しましたが、なんか矢に勢いがないです
インストラクターさんに「もっと弓をしっかり引いて」と指導されて、コレはマトを射抜くことが出来ました
多分この後だったと思うのですが、私の判断ミスでとんでもない事態を引き起こしてしまいました
ノリノリ、イケイケになった黒曜君。私はキチンと常歩に抑えないまま、ソワソワ速歩で今来た走路を戻っていました。いつもと違い、1騎しかいないことにも気をつけていませんでした。黒曜君も誰も悪くなくて全部、キチンと考えて常歩に落とさなかった私のミスです。
ソワソワ黒曜君だったのに、走路をスタート地点に戻ると時に私は、手綱を離して矢を弓に番え始めてしまいました。手綱を離されて自由になった黒曜君、
あれ、走るの馬手射の練習
と思ったのか。。。。
駈歩になって走路を逆走してしまいました
ヤバイと思った私は手綱を取ろうと前屈みになったところで、更にスピードが出てしまいました走路もスタート地点に戻ってしまい、このまま行くと
左は樹海
右は馬場
黒曜君、なんと左に行こうとしていました
コレは阻止しないと、
黒曜君の大冒険が始まってしまう
絶対に
落馬しても放馬してもイケナイ
黒曜君が樹海を彷徨ってしまう
そして黒曜君に怪我でもさせてしまったら
私は一生後悔するだろう
そういえばさっき体験乗馬の方が外乗に行ったから、最悪正面衝突しちゃうかも
一瞬の間に
色んなことが頭をよぎりました
絶対に左に行かせてはならない
でも黒曜君は左に行こうとしている
そして私は手綱を持っていない
万事休す
ここで私は右の鎧を強く踏みました
樹海に遊びに行くつもりだった黒曜君ですが、残念ながら大変優秀な子なので、ちゃんと私の指示を理解してくれて、クルッと進行方向を右に変えてくれて、馬場に向かってくれました
バランスで馬を動かす馬上武芸が、
今ここに実を結びました
コレで進行方向が変わらなかったら、左側(樹海側)に弓を投げて、それにびっくりして馬が右に避ける、という作戦もB案として考えていましたが、B案を発動しなくて済んで良かったです
急な方向転換で私の身体は黒曜君の左に投げ出され。。。。。ましたが、首にしがみつきこの時右手が手綱に触れました
手綱さえ持てば、放馬の心配はありませんここで落馬しても大丈夫っと一緒思いましたが、インストラクターさんの
身体、後ろに
バランスバック
の言葉に励まされて、黒曜君の首をエイッと押して身体を起こします。先ほどの衝撃で右の鐙はハズレましたが、気にしてられませんそのまま手綱を持って残った左の鎧だけを強く踏み、バランスバックして、いつもの停止の合図。インストラクターさんが、素早く黒曜君の頭を守ってくださり、
黒曜君の大冒険
は、未遂に終わりました
黒曜君、ごめんなさい。。。
黒曜君は全然悪くなくって、100パーセント私が悪かったです
黒曜君は大人しくって、とっても良い子ですそしてバランスで動いてくれる優秀な子です
誰も怪我をしなかったので、そのままレッスンは続行。黒曜君が興奮しているかもしれないので、走路に入る時にはインストラクターさんに弓を持っていただきました。少しイヤイヤをされましたが、普通に走路に戻ってくれたので、普通に騎射練習、続行です
まあまあ何とか当てることができました。外す時は左手の弓でマトを追いかけていない時、いつもの牧場でオーナー先生に言われているのと同じ指摘を受けました
黒曜君を丁寧にお手入れして馬房にお返しして、この日のレッスンは終了
黒曜君、本当にごめんなさい。
でも怪我をしなくて本当によかったです
お散歩行きたかった今度ちゃんとインストラクターさんと一緒に行こうね
銀次君、咲苗ちゃん、黒曜君、親方、インストラクターさん、先輩、ご迷惑をおかけしました。そしてありがとうございました
この翌日もここの牧場でレッスンを受けました
翌日に続く
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