2020年10月8日(木)

北海道の山から(ざっくり過ぎる説明www)おろしてきたクちゃんキラキラ流れ星なんかちょっと怒(オコ)な顔爆笑アセアセ

この山のオーナーの方がいらっしゃいましたが、挨拶すると「今日忙しいから、後は自由にやってくださいねニコニコ」と言われて、キョトンとしていると、S先輩が教えてくれました。

「ここは基本、指導ないですからね。」

自分たちで馬を連れてきて
自分たちで馬装して
自分たちで勝手に練習して
自分たちで後片付けして
自分たちで馬を山に帰す

んだそうですびっくり雷流れ星雷流れ星

「そうなの!!!?自由過ぎる〜!!!

っという事で、勝手に馬装して勝手に練習を始めますてへぺろある程度経験のある人じゃないと、ここでは練習はできないようです。私はS先輩のツテで、練習させて頂けたようですニコニコピンクハートブルーハートキラキラルンルンS先輩、ありがとうございますピンクハートブルーハートグリーンハーツ

丸馬場に馬を繋いで馬装。Nさんが腹帯や装備を見てくださりました。が、面倒を見てくださったのはここまでで、本当にバイバイされて、東京から来た私たちだけになりましたタラー

丸馬場から鉄砲馬場まで引き馬で移動。この移動が毎回悩みのタネにアセアセクちゃん、動きませんアセアセ生えている草を食べたいわけでもなく、頑として前を見たまま

「僕、動きません雷

野性味が強いここの子たちですが、特にクは野性味が強いように感じました。先輩たちの馬は人慣れしているのですが、クは人慣れしていないようです。途中S先輩が後ろから追ってくれて、なんとか丸馬場から約200m離れた鉄砲馬場の入り口まで到着。

鉄砲馬場とは流鏑馬走路のことです。緑の中、的がちゃんと3つある素敵な走路でした。なかなか直線200メートルの流鏑馬走路があるところはないので、そこで走路練習が出来るのは貴重ですピンクハート

鉄砲馬場をまずは常歩で入っていき、走路に慣れさせます。


お気付きでしょうか!?クちゃん、側対歩(斜対歩、だく足)なんです。常歩だと完全な側対歩ではなく、少しズレていますが、速歩だと完全に前後の脚が一緒に動きます。

先輩が何処かから拾ってきた画像です下矢印

先輩が乗った「ハッ」ちゃんも側対歩でした。道産子に多いようですね。側対歩って、揺れがほとんど無いのが特徴な筈なのですが、クちゃんは反動高いタイプでしたタラー左右に大きく揺れるんですよね〜2本のレールの上をのっしのっしと歩く感じでした。

側対歩には私、思い入れがありまして。。。シートン動物記に「だく足のムスタング」という巻があって、悲しいお話だったのですが、とっても好きで子供の頃何度も読んだ記憶があって、側対歩の馬って、何か好きなんですよね。昔飼っていたハスキー犬も側対歩で、美しい子でした。

走路には嫌がらずに素直に入ってくれたクちゃんですが、とても繊細な反応をします。体重移動だけで推進と停止が出来るし、常歩からすぐ速歩にしたがるので、「落ち着いて」「ゆっくりでいいよ」と声を掛けながら、最後には脚を全くつけずにいました。肩をポンっと叩いて褒めるのもビクッっとするので、そっと撫でるように褒めるように変えました。

後で伺うと、1ヶ月間誰も乗っていなかったそうです〜アセアセ野性味が強かったわけですアセアセ

走路を速歩まで慣らしたところで、速歩で撃つことにしました。一緒の皆さんは駈歩にするそうです。クが走路にあまり慣れていないのではないかと感じたので、速歩でまず撃ってクの様子を確認してから駈歩に移りたいと私は考えました。

何かね、こういうレッスンの組み立て方や馬の様子を確認するのが、今までインストラクター主導でやってきたので、それを自分でやる!というのが新鮮でした。そして大切な馬をお預かりしている責任があるので、いつもより慎重になります。

弓を持った途端に嫌々が始まったクちゃん雷番えていた矢を弓から外して両手手綱でしっかり走路入り口まで誘導して、走路入り口で一時停止させて、常歩からスタート流れ星チョンと圧迫して速歩に変えて矢を弓に番えて1のマトを撃ちますいて座

スバんっっ

マトに当たっていい音がしたと思ったら、クちゃん駆け足になった〜アセアセ

弓矢を持った状態で無理に止めるのも危険だと思ったので、そのまま2のマトも撃ち、どの程度で止まるのか分からなかったので、3のマトは撃たずに早めに馬を止めます。意外とすぐに止まりました。良かった。。。

この状態で何走かして、多分騎射は4、5走したかな。馬の疲れ具合を見て、午前中のレッスンは終了。友人3人だけの練習、指導なしのフリーダムな練習終了です流れ星

馬たちを丸馬場に連れて帰って行く途中で、さらにフリーダムな北海道らしさを満喫しました爆笑ピンクハートグリーンハートブルーハートまた明日書きますねウインク