JEF馬場馬術競技 A2科目

2018年1月28日(日)

クラブの記録会にてJEF馬場馬術競技A2科目に出場してきました。初めての競技会への出場ですが、クラブ内ですので、気楽ですし、勿論 非公認ですMimiちゃんや仲良し会員Tさん、Yさんは良く外の試合にも出ていらしゃいます。仲良し会員Tさんは事あるごとに「早く試合に出ようね」と言ってくださり、今回の記録会も「まず記録会に出て、徐々に大きい大会に出て行ければ良いね」なんて言ってくださいますが、恐れ多いです

さて、まずは「記録会とは」からですが、普通の試合のようにジャッジシートは頂けて、点数もつくのですが、その点数はなんと非公開順位もつきませんなので気軽に出て試合の雰囲気を掴もうねというありがたい会。A先生が審判をして下さるのですが、そのA先生が、当日の演技の動画を見ながら、丁寧に解説をして下さるサービス付き実はA先生はJEF日本馬術連盟の正式審判の方なんです

A先生ファンの先輩会員さんから

「A先生のジャッジシートは宝物だよ。指摘された事をひとつひとつ直していけば、確実に成長出来るの」

と言われていたので恥ずかしいし緊張するし、レジェンドじゃないけどまあ、レジェンドでも経路練習はあまりしてなかったので、前日 突然エストに変わっても、実は大差なかったのかもしれませんA先生のジャッジシートを頂くために、頑張ります

A先生には１回だけ教わった事があります。

264鞍目〜馬の緊張を解く

264鞍目②〜手綱をにゅーーんってする

えっちゃん、よろしくお願い致します

「任せて〜」

。。。ゆるい

当日の出番表を見ると、A2科目は9:00スタート予定。私の出番は5人中4番目。エストをシェアする かめちゃんさん が2番目で先に演技してくださいます。待っている時間も緊張しますが、カドリールの音取りを考えて落ち着いていました。カドリールはすべての競技が終わった後、11:30スタート予定です。

かめちゃんさんが綺麗で落ち着いた演技を終えられたので、拍手を送りながら、上に着ていた防寒具を脱いで、待機馬場へ。かめちゃんさん と乗り替わります。エストと私の体を温めて、ほかの方の邪魔にならぬよう、でも自分の運動もしっかりやります。名前をコールされ、ベルが鳴ったので、待機馬場で輪乗りをして中央線へ

早速ヨレた

この子はレジェンドと違うんだ私が支えてあげなくちゃ慌てて馬体をしっかり包み、本馬場へ進みます。

停止して敬礼

さあ、A2科目経路のデビューです

約4分15秒の演技の後、カドリールも終わった後のA先生の解説タイムはこんな感じです。

大画面で動画を見ながら、ひとつひとつ丁寧に解説してくださいます。

「記録会」という性質上、

「自分の成績を知られたくない」

方は非公開でこっそり行われる解説タイムですが、A2メンバーは、むしろ

1人で解説を聞く勇気がない

皆んなでワイワイ聞きたい

という事で完全公開です意味ねーー

そして、私のこの入場シーン、なんと6.5

頂きました

「え、ヨレてませんか」

「ヨレてませんよ。まっすぐ勢い良く、とてもいい入場でしたよ」

マジか撮っていただいた動画を確認すると、盛大にヨレたのは待機馬場内でした。そこから馬体を掴み、ホールドした状態でXまで持ってこれていました何というミラクル

証拠ね

図形は綺麗に描けていて、3湾曲は6.0

、でも得意(だと自分では思っている)輪乗り駈歩が5.5だったのは

「隅角を攻め過ぎましたね」

円を描かなくては行けないのに、蹄跡と隅角を舐めるように丸四角くまわっていました。それ、カドリールの時の癖ですねジェンヌが、チャラオが、動きやすいように、もの凄く端っこを攻めていたんです。意識を切り替え切れなかった私の未熟さですね。

そして、一見いい感じに見える この写真の致命的なミス、お分かりになりますか

ココです

手綱が捻れています

成績とは関係ないそうですが、

「細かい点を気にしない人」

という印象を審判に与えてしまうそうです。しかも

コッチも

左右ともやってました私サイテー普段のレッスンから気をつけるように、と。すみません。えっちゃんも走りにくかったでしょうに、良く頑張ってくれました

駈歩も速歩も歩度を伸ばし切れていないのも私の欠点。もっと余裕を持たなくては

目立ったのが、下方移行のポイントのズレと常歩。Xで速歩に落とすのは良いのですが、速歩から常歩に落とすポイントが全て遅すぎました。ゆっくりな速歩になってただけでした。最後の輪乗りの後なんて、

「常歩してませんね」

と言われて、出した記憶があったので、動画を確認すると、出してました

2歩だけ

しかも短蹄跡に出てからサイテー私サイテーしかもこの常歩パート、この日のカドリール本番でも常歩が出ていませんでしたレジェンドでもエストでも出来ていないこれで見事に馬のせいに出来なくなりましたよ逃げ道なし馬のせいではなく、私のせいなのが良くわかりました常歩、苦手部門として認識します

短蹄跡のA地点、C地点を通過するときの歩様の変化は、ヒトの身体が通りすぎるとき、というのは知っていましたが、全然出来ていなかったです。ねえ、皆さま、斜めから長蹄跡に入るときの歩様の変化は、

「馬の鼻面が長蹄跡に到達した時」

っ知ってました私は短蹄跡と同じヒトの体だと思っていたのですが、馬の鼻面A2メンバー全員で騒然となったためにA先生が規約を読み上げてくれて、全員で

ちーーーん

でも、今 学べて良かったです。ルールは知っておいたほうがいいですねそしてどちらにせよ出来ていなかったのですが

他にも「声出しちゃダメ」とか最後の速歩も元気良く中心線を進んで欲しくて攻めたら

駈歩が出てしまい

しかも停止では、ハミをカツンと外され

「抵抗」

を取られましたえっちゃん、最後の最後にごめんなさい

えー、こんな出来でしたが、なぜか得点は

55.294%

頂けました。

A先生からは、

「初めての出場でこの成績は良いスタートですね。変な癖もなく、順調に上達していますね」

と言って頂けました。証拠ね。

2級ライセンスって45%か50%で合格らしいので(調べきれませんでした)、一応のレベルには達していたようです。

総評には

手綱ねじれ直します

座り座りたい

鐙踏みたい

拳静まれ

後半3つは基本的な事ですが、自分でも全く出来ていない自覚があります。A先生にどうしたら良いか伺うと

「『座り』と『鐙』は鞍数です。乗っていくうちに出来るようになりますよ。焦らず行きましょう、順調に成長してきていますからね」と。

拳については

「体と一緒に動かすからですよ。体と切り離して、別々に動かせば、拳も動かなくなりますよ」

A先生、意味が分かりません

記録会がお昼で終了したので、その後普通にレッスンを受けました。D先生のレッスンを見学してくださっていたA先生から、

「この1鞍で、鐙が踏めてきているじゃないですか素晴らしい吸収力ですね。この調子で頑張れば、直ぐに60%とか出せるようになると思いますよ。60以上はなかなか厚い壁があるんですけどね。伸び代がたっぷりあって羨ましいなあ」

と言って頂けましたもったいないお言葉でもね、帰宅してエクセルで計算したんですが、5.0が付いたところを、「あ、ここはもう間違えないから0.5上げる自信ある」って個所を矯正して5.5にしても、60%になんて全くなりません行って57〜58%です。60%って何ですかはあー、競技って難しいですね。でもA先生のおかげで、自分の直すべき点がクリアーになったので、次回はもっと点数をアップしたいな、と思いました。有意義な時間を過ごせて良かったです

さあ、この後はD先生で引き続きエストで、通常レッスンです

続く

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