285鞍目〜頭の重さをお尻に逃す

2018年1月3日(水)

この日の2鞍目はU先生でスパーブです。

休み明けとは思えない、いつも爽やかなスパーブです何てキラキラしいのでしょうか

この日は風が強くて実はM先生の声がよく聞こえなかったのですが、U先生、よく通る美しいソプラノなんですよく聞こえました

U先生が下乗りをして下さったので、いきなり軽速歩からスタートです。軽速歩で歩度が思ったように伸びなかったので、軽く鞭を入れたところ、

U先生「脚、腰、騎座を全部試しましたか全部試した上で歩度が伸びなくて、初めて鞭を使ってくださいスパーブが可哀想ですよ今、鞭で伸びた歩度はkiriさんの実力ではありませんよ」

ハッとします。確かに

U先生「後ろから鞍を押すんでしたよね」

そう、U先生はブランコ乗りを教えて下さった先生です軽速歩も正反動も駈歩も、馬の動きから少し遅れて、後ろから押し込むんでしたやってみます

鞭を使わず、歩度が伸びましたU先生を振り返ると、

U先生「でしょうきちんと意思を扶助で伝えれば、スパーブだって分かってくれるんですよ今のようにきちんと騎座で推進できることが大切ですよ」

スパーブごめんなさい〜

その後は駈歩で、騎座と押すタイミングと手綱の強さと手綱の張り方、膝から力を抜いて、でもふくらはぎを馬体に密着させる角度を、いちいち細かく見て頂きました。ひな鳥乗り第二弾のバリエーションっぽい感じです。

腰が浮いてきた時には、

「馬の頭の重さをご自分のお尻で受け止めて下に逃す今は拳で受け留めていますよ」

D先生とおっしゃることは同じです。拳で受け止めていることを、D先生は拳を上げることで自覚させてくれ、U先生はお尻に重さを落とすことで教えてくださいます。結果は同じです

「身体は柔らかく、でも体幹は保って」

「馬の動きの合わせて」

「頭を受けて頭、頭、頭」

「お尻は重くなっていますか」

本当にここの先生方は全員、一歩一歩単位で注意をしてき下さるので、休む時間がありません45分間、みっちりしごかれます

正反動もルールは一緒です。

馬の頭の重さを腰で受けて下に逃す

そうしてまた駈歩で先ほどの復習を

最後、ようやくU先生の

「今の良かったですよ」を頂きました両手前で合格を頂いて、よろよろしながらスパーブから下馬。

スパーブをお手入れ。前回ホットタオルで顔を拭くと、嫌がって顔を背けたのに、この日は顔を押し付けてくる積極的なスパーブ耳の中まで綺麗にしますが、前髪はやはり触らせてくれませんお尻もガードは固いですが、それでもホットタオルで拭いていると汚れが取れるので、これからも嫌がり度合いを確認しながら継続していこうと思います。スパーブ、U先生、風の強い中、レッスンありがとうございました

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