256鞍目〜強いハートで

2017年10月21日(土)

季節外れの台風が接近中でしたが、小雨だったので出掛けてみました。また私1人だったらどうしよう、と思いながら送迎車の待ち合わせ場所に向かうと、なんと私を入れて4人の会員さんがやったクラブに着くと、馬場は満員皆さんに聞くと、明日の日曜日が台風で多分大雨なので小雨の今日なら大丈夫、と思っていらっしゃったようです。皆さん練習熱心です

15:00 えっちゃん  I先生

16:00 レジェンド D先生

えっちゃんはこれが1鞍目。いつも以上にゴネゴネが凄いです先生の

「強気で行ってください蹴って」

の指示に蹴ると、跳ねるえっちゃん。蹴る跳ねる蹴る鞭跳ねる蹴る跳ねる蹴る鞭跳ねる。。。。。

そして実は、この時我がクラブ全3面(小さいとこなんです)の馬場にいた3頭全馬が

「馬沿いの悪い馬」

という奇跡

しかも経路の練習後なのか、馬場が仕切られておらず、3騎手全員がビビりながらのスタート。私は左端になり、一番お上手な方に真ん中になって頂きました。申し訳ありません私は跳ねられながら何周も進んでいるし、もう片端もキックのタイミングを見計らっています挟まれたベテラン会員さん、本当に嫌だったと思います。本当にありがとうございます

えっちゃんの跳ねは、大したことないので、I先生も隣の馬場にいたD先生も、私が落ちるはずもないと思って、あんまり気にしてないみたい。

「はいはい、気がすみましたかそろそろ練習しましょうか」

「足元も悪いし、隣はアイツだし嫌だよね〜でも頑張って」

と声をかけながらも、いつまで跳ねれば気がすむんだろう〜と思っていました。今思うと、気力で負けてましたね。

「何が何でも馬にレッスンに集中してもらう」

という気迫が自分には欠けていたのが、この日1番の反省点です。

I先生に乗り替わってもゴネゴネするえっちゃんですが、I先生も負けずにガンガンに脚を入れています。私、そこまで

「馬と勝負」

な気持ちを持っていなかったな〜、とI先生の騎乗を見ていました。えっちゃんが私を試して私が隙を与えてしまったんですね。何度も乗っているのに、まだ試すんだ

ここまでやれば僕が勝つかな

ってえっちゃんが思う位、この日は本当に練習が嫌だったんですねなのでいつもよりえっちゃんがハードルを高く設定したんだと思います。

「お利口」注入されたえっちゃんを先生から受け取り、もう一度騎乗。えっちゃん素直になっています。観念したのでしょう。

その後は軽速歩でハミ受け。駈歩でハミ受け。常歩でハミ受け。ハミ受け祭りでした。先生的には、あともう一息首を下げたいところのようですが、そこまで行かず。

途中の駈歩での輪乗り誘導では、また外方の肘を使えず、先生から指摘

「外方の肘をどう使うんでしたっけ」

しまった外方肘を引いて固定してから内方肘を使って、ハミ受けしたまま誘導出来ましたもうね、先生に言われる前に自分の身体に染み込ませたいですね

右手前駈歩の最中に何度か外方の鎧が脱げますが、何度も途中で履き直せたので気にしないで、途中まあまあ長い間、モモ裏とフクラハギで身体を固定していました。鎧が脱げたまま3周目位にI先生が

「え、反対側、鎧脱げてますか止まってください」

と言われて停止。気付かれないようにバランスよく保っていたはずなのにどうして気付かれたんだろう(そこ努力するところじゃないですよね、すみません)と思ったら、隣の馬場にいたD先生がI先生に教えてくださったそうです。

後でD先生から、私は右に乗る癖があるので、右手前だと右に立ち過ぎて左の鎧が脱げるんです、と説明してくださいました。理詰めで教えていただけると、腹落ちがして、気をつけないと行けないな、と自覚出来ますね。私は脱げるのはいつも右手前なので、ただ単に右手前が苦手だから、としか思っていなかったので、素敵な収穫でした

駈歩では最後にチャラオで体験した坐骨駈歩が再現出来、むしろ速歩に落ちづらくなってしまいましたが、久しぶりに再現出来て満足。先生も最後の駈歩、良かったですよ、と言ってくださいました。

レッスン最後に先生からは、冒頭のえっちゃんのゴネゴネに負けてしまったのを、

「馬に対する遠慮がまだあるのかな。エストがそこに付け込んできたから、そこは

強いハートで

対応して、馬につけ込ませないようにして行きましょうね」

っとアドバイス頂いて小雨の中のレッスンは終了しました。雨の日のレッスン、馬が躓きやすかったり、物見をしやすかったり、鎧が滑ったり、気を付けなくてはいけないことはいっぱいありますが、やはり得るものが多い気がします。

えっちゃん、雨の中ありがとうございます次回はお天気のいい日に仲良くレッスンしましょうねよろしくね

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