217鞍目〜右手前駈歩集中レッスン

2017年7月22日(土)

猛暑日の2鞍目。お相手は引き続きえっちゃんで、先生は日本人離れしたエキゾティックな美貌のT先生。前回は入会したばかりの5月に、姿勢矯正•正反動・キャバレッティのレッスンをして頂きました。前回のT先生レッスン193鞍目〜3級取得レッスン

T先生「久しぶりですね、今日は何がしたいですか」

kiri「右手前の駈歩が苦手です。あと正反動と、あと駈歩での誘導」

3級経路の要素全部じゃんっと思ったアナタ、正解です練習すればするほど、奥が深いというか、なんかもう、何にも出来ない自分を発見します

T先生「あら、まだ3級取ってないの」

取れませんってこの45分間で私のダメっぷりを認識して頂きましょうか(何故か大威張り)

常歩、軽速歩、駈歩を左右ご披露したところで、まずは正反動です。ダムダムします膝下の力を抜いて、爪先から反動を逃します逃げません逃げて〜今回は正反動はさらっと。

次に左右の軽速歩をしたところで

「ふーむむ」先生何か考え込んでいます。

「軽速歩で片手手綱してみて手綱はゆるゆるでいいですよ」

ん何でしょうそのリクエスト答えはあとで教えてくれるのかな、と片手で手綱をブリッジにして持ちます。鞭、どうしよちょっと悩んで、えっちゃんの体に当たらないように、空いた方の手と肘で長鞭を自分の体に縦に沿わせて持ちます。

すると、あれ、えっちゃんが、私が正解を出した時の歩様をしだしますあれ、何でサクサク速歩で、頭もガン下がりです左右ともにやってみたところで、

「片手手綱の時と同じ感じで両手で手綱を持ってみて。ゆるくていいですよ。」

鈍くなるえっちゃん

何で何で、えっちゃん

片手で持ち直すとまた

「正解ですー」

とスタスタするえっちゃん

「駈歩行きましょう。怖くなければ片手手綱で。手綱は緩めにね」

片手で良いんですかー何なら両手離せますよー流鏑馬行きたいなーー

片手手綱で駈歩

軽く走ってくれます。扶助もほとんど不要の永久機関状態のえっちゃん

「両手で」

鈍くなります

先生、もう答え教えてください

「kiriさんは右手前の時は、身体に力が入って硬くなるんですよね。特に駈歩の時。苦手意識があるのかしら片手手綱にするとバランスが取れて、体の硬さが取れて、馬も動きやすくなってますね。」

それだけで

「上の人、身体硬くて動きにくいわ」

たったそれだけで、動きが悪くなるんだあ、身体硬くなって、膝で馬の肩を挟んでいるのかも

「あと、駈歩発進の時、焦らなくていいですよ。多分駈歩の習い始めって、なかなか駈歩が出なくて、とにかくガンガンに蹴って駈歩を出してたと思いますが、もうそれは卒業する時期になったってことかしら。以前より駈歩発進の扶助は馬に伝わりやすくなっていますから、焦らず落ち着いて扶助を出せば、綺麗に駈歩を出せるはずですよ。」

はい落ち着いて

鎧履き直して

カカト下げて

内股にして

肩を回してリラックスして

深呼吸して

手綱少しだけ張って

「駈歩」

1発で出ました

両手で手綱は持ちますが、時々片手にして、自分のバランス、身体の硬さを確認します。肩が上がってるっと思って肩を意識的に下げると、また

「正解です」

えっちゃんが答えてくれます。

何コレ面白〜い

身体の硬さが取れて来ると、まっすぐ座れて、右手前で腰が外に振られる事がなくなりました。左右何度も手前を換えて、片手手綱にしたり、両手で持ったりして、駈歩での身体のバランスと身体の硬さを確認します。発進と下方以降も織り交ぜながらの集中レッスン途中で輪乗り誘導もトライしますが、正解で乗れている時のスイスイ感を知ります。最後に右手前駈歩で、今日掴んだ駈歩のコツがマグレでないことを確認します。

「暑いのに、休憩も入れずにゴメンなさいね。今何かを掴みかけてると思ったら、それ、手離さないでって思って怖くて休憩できなかったの。水分取って下さいね」

「明日も来るので、右手前駈歩で掴んだコツ、明日確認しますね」

びっしょり汗をかいたのは、えっちゃんも一緒丸洗いしてもらって、気持ち良さそうなえっちゃん今日も暑い中ありがとうございますまた明日ね

右から来るシャワーを笑顔で浴びるえっちゃんラクダっぽく見えるのは、何故かしらね

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